昨日郷公園に郵便ポストが新設された それに伴い 切手の一枚売りをすることになった ポストがないころ その提案を真っ先に蹴っていたことを ちょっと揶揄されたりした
必然性がないのに ただでさえ煩雑な売り場の業務に 通常の売上げ管理とは 別の商品が入ることに反対したのは 誰が売り場に入っても 把握しやすい形態を目指していたせいだった
提案した側にとっては 売上げを少しでも上げる方向を わたし達の為に 考えてくれていたのだろうけれど 誰も他に代わりようのない売り場を どうにかしなければとずっと思ってきた
けれどここにきて そういう努力への気持ちが切れた わたしが辞めた後の 仕事の解り易さなんて 考えても仕方がないのかもしれない ともかく自分がいる間だけ できることを精一杯やればいい
先日とある場所で 売り場とも遠からず縁のある人から 今のままでも売上げを3倍に出来る と聞かされた なるほど そう思う人がいるなら 頑張ってわたしがここにいる必要もない と少し楽になった
ともかく 契約終了の3月まであと8ヶ月 どしゃ降りの雨のなか 傘を握りながら数えていた すぐ近くに落ちる雷の音に 今打たれて死んだら洒落にならないと ばかみたいに真剣に思って 必死で自転車を走らせた
これからお店を開こうが何をしようが いつか場所に依存しない生き方をしたい 根無し草のように ふと思いついて明日は違う場所にいて それでも同じように呼吸している そういう生き方を目指して 誰かのためにではなく わたしのために努力をしよう
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