お正月用に 松や南天を買ってきて 花瓶に挿し黒豆を煮た 休みに入ってから まとまったことはせず だらだらと少し動いては お酒を飲んでいる
実家から戻った夏の終わりも お酒こそ飲まなかったけれど ひたすら弛緩していたなと思う 誰にも会わず 生産的なことひとつできず ひたすらスイッチがオフになっていた
そういうとき 怠け者の自分を嫌になるのは どこかにある他者の眼で それを無くすのはとても難しい けれど 今年のわたしは少しだけ違ってきた
どんなにダメダメなときがあっても やらなきゃいけない時が来れば 全力投球できるのだということ ただ自分のペースで 楽しいだけで進んでいたものが いっぱいいっぱいのプレッシャーを 乗り越えて苦しんで進むものに変わった
そうしてそれは 何も課していない時より 遥かに大きい満足感をもたらした どこにそんな力が眠っていたのか ゆるゆるの今では夢のようだけれど きっとこれからもそうやって 到底無理だったはずのことが 少しずつクリアできて行くだろう
だから今は もう少し遊ぼう 狭間の時間を享受しよう
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