こうのとり感謝祭で使用する 予定の店舗を下見に行った 駅から延々と続く大開通りの 真ん中よりも先にその場所はあり シャッターが上がると ぴかぴかのガラス越しに 白い壁と赤いアクセントカラーが見えた
石のたたきから 少し上がった床は 全て木のフローリング ガラスのディスプレイ棚と ハンガーの掛けられるラックスペース ドアが全面鏡貼りの試着室は 中にもちゃんと大きな鏡 天井にはスポットライトが沢山ついている
大家さんに聞くと 若者向けのブティックが入るときに 先方が改装したらしく それでも一年程で空き店舗になり 以前もしばらくは空いたままだったとか やっぱりこのご時世 家賃を払って利潤を上げて行くのは なかなかに難しいようだ
どこもかしこもぴかぴかで 手入れの必要のないスペースは とってもとっても新鮮だった あまりにも綺麗なので 古着物がどう映るか心配になったが リメイクした服や小物は さぞグレードアップして見えるだろう
売るまでに時間の掛かるスペース作りも それはそれで楽しいけれど 今回準備に割けるのは土曜の午前だけなので ギリギリまで売り物に集中できるのが 却って有難い 偶然にも 古布でパッチワークをしているという大家さんは お友達を連れて見に来ると言ってくれた
たった一日半の店開きだけど また新しい経験ができそうで ワクワクが止らない
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