ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2006年07月04日(火) 事業説明会

郷公園に新しい建物が建設されるにあたって
既に発起人となっている4業者と
共に運営する業者を募るための説明会があった
その業者とは
単に自社の物品販売を目的とするのでなく
市の掲げた環境経済戦略に則って
モデルとなるようなビジネスを目指すのだという

それが具体的にどんなものなのかは
手を上げてもらってからのことのようで
そんなで資金提供する業者が
果たしているのかどうか
本気で募るなら
もっと一緒にやってみたいと思わせるような
熱いプレゼンをして見せたらどうなのか
ひょっとしてこれは
既に4業者の中である程度話しができていて
余計な分子を入れないための会なのかもしれない

収支予測の細かい計算書が配られ
差し障りがあるということで
持ち帰りはできなかったのだが
ざっとメモったところによると
初年度の売上げ総額は物販と飲食を合わせて
内輪に見積もっても4千万円を超えていた
それに対する人件費はマネージャーが年400万円
パートが物販2人飲食1.3人として
時給750円×8時間×300日で月15万円になっていた

この計算によると
交代要員はあるにせよ
常時売り場にはパートひとり
マネージャーが何をどこまでするのか知らないが
単純に考えて
二人で4千万円稼ぎ出すってことなのか
それっていったいどんな場所なんだろう
っていうか
そんなに稼げてもパートの時給は750円

売り場にいての実感は
コウノトリを見た流れで
お客さんが寄ってくれているのだということ
入館した人が全てお客さんになっている訳ではないし
購入者数の割合も判らないが
今のアバウトな売り場の目算では
入館者数×100円弱程度の売上げとなっている

新しい建物は文化館を離れて
駐車場の奥に建てられる
わざわざそこへ寄る人数は果たしてどれ位か
試算では物販に限れば来店5万人弱
客単価850円を想定していたが
例えば来園者数25万人をそのまま来館者数として
今の館での実績を充てても2千500万円にしかならない

売り場面積が広がり扱い品目が増えたからと言って
購買意欲をそそるとは限らない
観光客だけでなく近隣の買い物目的のお客さんを
きっちり呼び込む魅力がなければ
4千万円という数字は到底無理のはずだ

さてこれから
どうなって行くんだろうか


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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