郷公園に新しい建物が建設されるにあたって 既に発起人となっている4業者と 共に運営する業者を募るための説明会があった その業者とは 単に自社の物品販売を目的とするのでなく 市の掲げた環境経済戦略に則って モデルとなるようなビジネスを目指すのだという
それが具体的にどんなものなのかは 手を上げてもらってからのことのようで そんなで資金提供する業者が 果たしているのかどうか 本気で募るなら もっと一緒にやってみたいと思わせるような 熱いプレゼンをして見せたらどうなのか ひょっとしてこれは 既に4業者の中である程度話しができていて 余計な分子を入れないための会なのかもしれない
収支予測の細かい計算書が配られ 差し障りがあるということで 持ち帰りはできなかったのだが ざっとメモったところによると 初年度の売上げ総額は物販と飲食を合わせて 内輪に見積もっても4千万円を超えていた それに対する人件費はマネージャーが年400万円 パートが物販2人飲食1.3人として 時給750円×8時間×300日で月15万円になっていた
この計算によると 交代要員はあるにせよ 常時売り場にはパートひとり マネージャーが何をどこまでするのか知らないが 単純に考えて 二人で4千万円稼ぎ出すってことなのか それっていったいどんな場所なんだろう っていうか そんなに稼げてもパートの時給は750円
売り場にいての実感は コウノトリを見た流れで お客さんが寄ってくれているのだということ 入館した人が全てお客さんになっている訳ではないし 購入者数の割合も判らないが 今のアバウトな売り場の目算では 入館者数×100円弱程度の売上げとなっている
新しい建物は文化館を離れて 駐車場の奥に建てられる わざわざそこへ寄る人数は果たしてどれ位か 試算では物販に限れば来店5万人弱 客単価850円を想定していたが 例えば来園者数25万人をそのまま来館者数として 今の館での実績を充てても2千500万円にしかならない
売り場面積が広がり扱い品目が増えたからと言って 購買意欲をそそるとは限らない 観光客だけでなく近隣の買い物目的のお客さんを きっちり呼び込む魅力がなければ 4千万円という数字は到底無理のはずだ
さてこれから どうなって行くんだろうか
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