季節が変わるたびに 製作環境をどうするかが問題で 冬の間はよかった寝床一体部屋も 溢れた布を見ているだけで嫌になってくる エアコンのある土間は涼しいが 机ひとつではあまりに不便 カメ3匹と自転車3台をどうにかするにしても 玄関からすぐの部屋を 土間と同時進行で整える必要がある
水没のあと剥がした壁は途中のままで 上のコの作業部屋になり とりあえず畳二枚分を敷いてある そこは既に今では 春の水漏れ事件で床を剥がした物入れにあった 大量のガラクタに占領され さらには閉店間際のお菓子屋さんからもらった 包装紙やディスプレイ用品などが加わっている
人のことは言えない いつ使うとも知れないものが スペースがあればどんどん増えていくのだ とりあえず再び壁剥がしからはじめよう と動き始めたきっかけは 古いアルミのライトシェードを 古物屋のサイトで見つけたからだった
購入するしないはともかく そういうものが似合う空間を作ったら 自転車を置こうが 作業部屋にしようが自由自在 加えて玄関からのスペースも 半端な古さの下駄箱をどけて もっと使いやすく構築しなおしたい
気付いてみれば そんなことをできるのもプチバブルの間 長い地下生活の果て つかの間訪れた今を友人がそう呼ぶのだが バブルと言うにはあまりに泡が小さくて悲しすぎ 消えない泡を呼び込むためにも 11月までの5ヶ月計画は なんだか次第にてんこ盛りになって行く
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