壁はがしは部屋の奥の一面を残して ほぼ綺麗になった とは言っても 砂色のモルタルのような中に 繊維が入り込んでいて 完璧には取り除けない 以前は剥がしたあとに紙やすりを掛けたが 粉塵が舞うのも嫌なのでもうそのまま
塗りをどうするかを 剥がしながら考えた 新たにモルタルを塗る手間を入れると そのあとペンキ塗りは必須になり それぞれ乾く期間も必要で いつになったら終わるか解らない もうここは一気に済ませないと また一年寝かせることになりそうだ
イメージにある 油絵の具を塗りつけたようなラフな仕上がりを ペンキだけでするのは到底無理だし もうここは思い切って 石膏を塗ってしまうことに決めた 石膏ボードを貼るのではなく そのまま塗るなんて施工例があるかと調べたら 漆喰を塗る下地として使うことがあるようだった 乾きが早く無害だし火にも強い しかも安価なのが何よりいい
早速近くのホームセンターに行き 工作用1キロ入り400円を4袋と マスキングテープと端用のコテを購入 塗りコテは以前買ったのがある 必要になるかもしれないので 使い捨てのビニールの手袋も買った まずは丁寧にマスキングをし 床には新聞紙でいざ
分量の水を混ぜたばかりの石膏は まだ粘度が足りないので ボタボタと床に落ちる方が多くて 塗りコテではどうもうまく行かない 塗れるぐらいの粘度になるとコテへの付きはいいのだが 一度塗ったところに二度触れると 折角乗ったのが一緒に剥がれてきてしまう これは以前使った自然素材のペンキと同じく まずは薄く一度塗りしてしまうのが肝心のようだ
もうコテはやめて ビニールの手袋で石膏を取ってヌリヌリ 昨日からFMジャングルが この部屋の入り口でなら入ることに気付き 今日は久々にてるてる坊主を聞きながらの作業 うーん楽しい アートとスポーツの融合みたいで 汗をかきながらなのも気持ちがいい
この勢いを忘れないように 身体に刻み付けておかなくちゃ
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