FayeBlue 目次☆過去☆未来
私の家族は4人構成でした。 父上、母上、兄上、そして待望の娘、私。 息子、娘を両方手にした親は もうこれ以上子供を必要とはしなかったんでしょうね。 小さい頃、弟か、妹、とにかく私より下の存在が欲しくて オカンに何度もねだったっけどそれは空しい足掻きにかならなかった。 まぁ、こんなフツーの家族構成である我が家は 兄貴は父親似 私は母親似と くっきり分けることが可能でした。 私の小さい頃は母親の小さい頃にソックリ。 そっくりって生半端なそっくりじゃないから怖いんです。 一緒なんです。 (。・_・。) 特に母親の出身地の方へ行くと 『Fayeちゃんはほんとお母さんそっくりねぇ』って 確かによく言われてたんです。 でも第3時反抗期を迎えてる頃の子供は 似てると言われりゃ “似てない!”( ̄^ ̄)と否定をし、 似てないと言われりゃ “家族なのに似てないって何よ?!”( ̄ο ̄)凸 と 無意識のうちに反発してしまう時期。 でもあの1枚の写真を見せられた時は 顔が同じで、ビックリっていうんじゃなくて不気味でした。 最近はやっぱり父親の血も入ってるので私は私の顔を持ち、 『どちらかと言えば母親似だね。』と言われる程度へと変わった。 でも似るというのは何も顔だけではない。 最近は白髪が生える場所までが似てきた。 さらに目の下にできるクマ、目の周りがちょっと赤みを帯びる所。 目立たないんだけど “あんたは私の娘なのよ!” と思わざるを得ないようなものが似てきた。 日本にいた頃たまに母親の白髪抜きを手伝っていた。 うちの母親、そんなに白髪はないのだけど ごくわずかな白髪がなんと頭のてっぺんやや前方の所あった。 おでこの上あたりとでもいうのでしょうか。 真っ黒な髪の中心前方に4―5本の白髪は結構目立つ。 歳と共に5本が8本、8本が12本と増えていた母親。 そんな母親の白髪と同じものが私の頭てっぺんやや前方付近に3本もある。 抜いても、抜いても知らずとその辺りに生えてくる白髪。 『あんたは実は川で拾ってきたのよ』 とよく小さい頃に言われていたが こんな白髪の生える場所まで似てくると あぁ、私はやっぱりあんたの娘だったのね、(o ̄∇ ̄o) と確信する。
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