ノーエの日記

2003年06月30日(月) 二十四節季

春夏秋冬の他に二十四節季(にじゅうしせっき)という季節を表す言葉が日本にはあります。
もともと漢字が好きで、日本人の季節に対する敏感な感受性が何より好きな管理人は、季節毎の過ごし方に関する様々な先人達の習慣や知恵に触れる時、「日本人に生まれてきて良かった」と心底思う瞬間だったりします。

 一月 小寒  大寒    二月 立春  雨水    三月 啓蟄 春分
 四月 清明  穀雨    五月 立夏  小満    六月 芒種 夏至
 七月 小暑  大暑    八月 立秋  処暑    九月 白露 秋分
 十月 寒露  霜降   十一月 立冬  小雪   十二月 大雪 冬至

その漢字が表す意味を知るだけで、美しい日本の風景が浮かびます。
ただ風景が浮かぶだけでなく、そうした自然に寄りそう人の暮らしや、季節の移り変わりを「100倍」楽しむ方法を昔の人は知っていたんだなァ…と。

七月七日の七夕はちょうどニ十四節季の『小暑』本格的な暑さはこれからです。
あちこちで夏祭りの笛や鐘の音が響く季節になりました。

(…といつも言えたらどんなにいいでしょう。。。熱さの苦手な私は文明の利器に頼ってしまう自分が悲しいのです。)




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