あえて、「原画展」。 頭の『ジャンプ』なんてやっぱり私にとってはどうでも良かったのでした。(笑)
映画を見る為に早朝から並んだ事はありましたが、開店前の百貨店の入り口で、15分前から並ぶなんてこと、生まれてこの方、初めての経験でしたよ。 まあ、いかにもジャンプ原画展目当ての子供たちが来るわ、来るわ。
お客さん達のツブヤキを聞くのは楽しかったです。 あるカップルは、すっかりみんな阪神ファンだと思っていたみたいで、エスカレーターを8階の催会場まで、どんどん歩いて上って行く一団に、「あれ?タイガース・グッズ目当てじゃないの?」とビックリしていました。(笑)
会場に入った途端、入り口付近に「ヒカルの碁」の原稿が。当然、入り口付近は黒山の人だかり。
係員が、「奥が空いていますから、中に先にどうぞ!」と何度も大声で案内してましたが、「私はヒカ碁の原稿にしか興味ないんよ。」と内心、展示場所が悪すぎると思いましたわ。やはり、メイン原稿は一番奥じゃないと。(笑)
小畑先生の生原稿のライン、しかと見てまいりました。 ええ、もうそりゃ原稿に穴が開くほど。相当な時間原稿の前に突っ立って、睨むように原稿見てた変な奴が私です。(爆) ずっと原稿の前にいたものですから、色々ヒカルについて熱く語って去っていった人達の話も聞こえてきました。 いきなりあら筋を説明し出した女の子の二人ずれ。それを聞きながら内心、『そのあらすじの解釈は、ちょっと違うんだけど、まあ、熱意に免じて許してあげよう。ちゃんとコミック貸して上げてね。』と思いました。(笑)
他にもカップルの男性 「こんなの、ありかよ〜って終わり方だったんだよ、すごく面白く盛り上がってたのに〜。」(ブルータス、オマエモか。―――いえ、管理人個人は満足です!)
中学生くらいの女の子の二人ずれ 「ヒカ碁面白かったのになんで終わったの?」 「それはほった先生に聞いてくれ。」(………ご尤もだけど、会話切れてます。)
ヒカ碁ファンの悲喜交々はさておき、小畑先生のペンタッチですが、それは、それは、線が本当にもう繊細で美しくて…。 よくまあ、これだけの細い線を印刷できてるものだなぁ…と驚きました。 トーン・ワークも繊細で…。うっとりでしたよぉ〜。
カラー原稿のラインの主線の色がグレーだったり、セピアだったり。(一つの作品にいろんな色使ってありました。) コピックでの彩色だから、主線をトナーの色を変えてコピーしてるのか、カラーインクでペン入れされているのか、ちょっと分らなかったです。(冷汗っ) 彩色された後からも、カラーインクで細かなラインを入れておられたりで。 アキラの髪の毛のベタ、筆跡が本当に綺麗でした。
で、やっぱり他の作品の原稿は頭に入って来ませんでした。(爆) ジャンプ読んでる時もそうなんですけど、本当に私「ヒカルの碁」オンリーしか興味持てません。他のマンが何度読んでも、な〜〜〜んにも残らないの〜〜〜。 このヒカ碁への執着心はいったい何なんでしょう…(T-T)
ヒカ碁グッズもTシャツと複製原画以外買いました。(Tシャツって元棋譜のモデルを知ってると、幾らヒカルと永夏の対局って言われてもね〜〜〜苦笑。) もちろん、キャラ碁石はGET!です。
しかし、久しぶりのお出かけだったので、本当に疲れました。 今日は「ヒカ碁」の夢が見られそうです。
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