若さってスゴイデスよ。
ハイ。観音デス☆
A男は観音サンが好きらしいとAチャンが言った。 彼女がアタイを警戒していたのは、 アタイがBチャンを裏切っていると思っていたからだという。 Aチャンと彼女はBチャンにナイショで相談。 その結果。 Aチャンは張り切ってBチャンに宣言した。 『私が何とかしてあげる。』 AチャンはA男を呼び出した。 彼女は後輩と同じように2人を何度か目撃していたが、 Bチャンの為に会っていると思って黙っていた。 でも最近の様子を見ているとちょっと不安。
………。(; ̄д ̄)o゛プルプル。 親友の態度がよそよそしくなった頃を思い出した。 あのクソアマ…フザケんじゃないわよ。 こうなったら何が何でもシッポを掴んでやる。 気分は探偵から警察官へと切り替わった。 ヒトを陥れるようなヤツに容赦はせん。 そうと決まれば早速報告。 協力を申し出てくれた彼女も参加。 後輩の家に集まって作戦会議。
「で、どうすんの?」 「BサンがAを信用しきってるのが問題だよね。」 「2人が付き合ってるか分からないのも問題。」 「つーか高校時代の彼はどうなってんだ。」 「確かに一緒にいるとこ見たんだけどなぁ。」 「ま…まさか二股!?」( ̄ω ̄;)!! 「A男とは付き合ってはないと思いますけど…。」 「ソレも時間の問題。」 「はい…。」 「付き合ってるかどうかってのは後回しにしよう。」 「もし付き合ってなかったらAが可哀相じゃんよー。」
話は堂々巡り。 A男に同情しないコトもナイんだわ。 いくら気持ちを知ってるとはいえ、 告白されなきゃ振るコトもできんのだし。 「Bが告白すれば話は簡単なんだケド…。」 「それって振られろってコト?」 「………鬼。」(ボショ) ………何?(--メ) 「余計なコト知る前に振られる方が辛くないと思うけど。」
っていうかな、告白してもいないのに、 取った取られたってのも変な話で。 確かに友達の好きなヒトを取っちゃうってのは反則かもしれんが、 好きになっちゃったモンは仕方ないでしょ。 誰にも取られたくなきゃ1人で行動しろっての。 片想いの相手のコトを誰かに話すってのはね、 自分しか気付いてないかもしれない相手のイイ所を、 気付いてなかったヒトに教えるのと同じコトなのよ。 彼のコトなんざ全く眼中になかったコでさえ、 好きになっちゃうコトもあんのよ。 にも拘らず、自ら協力頼んどいて、 後で取られてビービー泣くヤツなど知ったコトか。 恋愛戦争をナメてんじゃないわよ。(←熱い)
「と、友達でなければガツンと言ってやるんだが…。」(ぉぃ) …つづく。
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2003年08月12日(火) |
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