微妙に現実逃避中。
ハイ。観音デス☆
通りの向こうにA男発見。 ついでにその隣にはA後輩も。 アリャリャリャリャ。 ナイスタイミングだよ、お2人サン。 コッチを見ていた2人に笑顔で手を振ってみると、 2人は無邪気に振り返してきた。 その後、A男が1人で店に顔を出した。 「あれ?Aチャンは?」 「時間ないから店に行った。駅で偶然会ったんだ。」 「へー。」 出口違うのに?(←ツッコめない) 暫く雑談をしてから、A男は本店へ向かった。 隣で手を振る後輩の複雑そうな顔。 チャンス到来。
「そういえば最近Aチャン達と遊んでる?」 「いえ、Bサンとは遊んでますけど…。」 「そう。Aチャンてさ、どんなコ?」 「何でですか?」 「あんま知らないから何となく。一緒に遊んでたでしょ?」 「はぁ、まあ…。」(←バリバリ警戒) 「いやいや、別に聞いてみただけだから。」(-∀-;) 不穏な空気にアッサリ引き下がろうとする女が1人。 が、しかし。
「観音サン、何か知ってるんですか?」 ぉゃ?奇跡的に食いついてきマシタ。 「何かって?」 「………。」(←更に警戒したもよう) ちょぃと意地悪だったカシラ…。(汗) こんな腹の探り合いみたいなのは性に合わんわぃ。 だからって、 『あの2人って怪しいわよね。』 と井戸端会議をするオバチャン達ホドの仲ではナイ。 もし2人が何もないなら、 余計な噂で混乱させるコトになってしまう。 要するに、悪気なく事実を述べるのが1番さりげないんだな…。
「あの2人、最近よく一緒にいるよね。」 「そうですか?」 「仕事が終わって見かけたコトあるけど。」(←ナイワヨ) 「へぇ…。」 アンタもナカナカ強情ねぃ…。( ̄∀ ̄;) 手ぶらで帰ったら何言われるか分かったもんじゃない。 こうなったら手段は選ばないわ。 アタイも伊達に女優志望してたワケじゃナイの。(ゑ?) アンタの知ってるコトは全て吐いてもらうわよ。 妙な使命感に燃え始めたアタイ。 その話は終了したかのように自分の相談話を持ちかけて、 論点を微妙にずらしていく。 「どんなに巧く立ち回っても他人には隠せないよね。」( - -) トオイメ。 「そうですねぇ。」 「手放しで信じてくれるヒトをコッソリ裏切るヤツの気が知れんわ。」 「はい…。」
まだダメか。頑固やねぃ、キミ。(-_-;)ゞ゛ 何か知ってるのは確かなんだから、 少々ネタバレしても構わんだろう…。 「大切なヒトが傷つくなら最小限の被害に止めたいねぇ。」 「そうですね…。」 「早く本当のコトを伝えるのと、ずっと隠しておくの。 アナタだったらドッチを選ぶ?」 ……………。 「ちょっと聞いてもらいたいコトがあるんですけど…。」
ハイ陥落。(←悪党) その言葉を待ってマシタ。 洗いざらい聞いちゃうわよー。 …つづく。
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2003年08月11日(月) |
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