5行日記
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2004年02月27日(金) |
元暴走族総長の自伝「不良品」 |
俳優・宇梶剛士さんの自伝。
土曜日の朝の8ch、上沼恵美子の「いつでも笑みを」にゲスト出演していた時に、再現された半生ドラマにびっくり。マジで映画になりそうなストーリー。
どちらかというと、濃くくどい顔立ちに、ぬぼ〜とした雰囲気が好きでなかたけど(若い頃の方がカッコ良かった。特に総長時代。)、思わず、本も買ってしまった。(ちなみに、とても行間がある文字組なので、あっという間に読める。半分のページ数で足りたんでは?)
子供の頃から、身体が大きく(そして濃い顔立ち)、そのため、インネンをつけられることが多かったため、自然と喧嘩も強くなり(間に甲子園を目指すエピソードもあり)、やがて、暴走族「ブラックエンペラー」の総長に。年代的に、暴走族大流行の時代。総勢2000人のヘッドだったそうな。そして最終的には捕まって、少年院送りに。
その中で、母親からの差し入れにあった、チャップリンの自伝に感銘を受けて、俳優を目指したそうだけど、菅原文太との出会いのエピソードもすごい。この後、人気爆発者にならなかったあたりが妙に現実だけど。
でも、この元総長というストーリー。最近になって結構いろいろなところで語られているらしい。本の帯にも「日本テレビ系か『いつみても波瀾万丈』で大反響」ってあるし。その前から、時々出ていたらしく、その度に、人々の食いつきがいいらしい。
私もそんなうちの一人か・・・。
どうもワルいのが好きらしい。というか任侠ってやつ?弱きを助け、強きをくじく。現代がゆがんでるのは、やっぱ逆が多いからなんだろうなと思ったり・・。
次、男に生まれ変わったら、任侠の道に生きてみたいと思います。
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