本当は、怖い。 いつか否定される日が来るんじゃないかと、不安だ。
違う人で、 違う状況で、 まだそんな関係には程遠いと分かっているのに、 いつ拒絶されてしまうかと、怖がっている。
だけど、貴方の近くにいきたいと願ってしまう。 貴方の力になれるならと、直感が閃いて、体調に良いものをメールしてしまう。
余計なお世話だと思われるかもしれなくて、 うっとうしいヤツだと思われないかと、少し不安になる。
『もう来ないで』の、元彼の言葉が、頭をよぎる。 心臓が凍りそうになる。
私はきっと、これを乗り越えなければいけない。 自分で、 ひとりで、 この怖さを乗り越えなければいけないんだと思う。
今なら分かる。 私が間違えていたのは、全てを誰かに救ってもらいたいと願ったこと。
そんなこと、誰にも出来るはずがないのに。 本人が原因をきちんと見ていないのに、そんなことが出来るはずがない。
今の自分は貴方にまだふさわしくない。 いらない不安で重ねてしまいそうになる私は、まだふさわしくない。
貴方のメールには、いつも私を気遣う言葉が書かれている。 『ありがとう』と、書いてくれている。
それがたとえ社交辞令であっても、私には嬉しい。 そう書いてくれている時は、その瞬間は、 そう思ってくれているんだと思うから、その言葉を信じたい。
泣きそうになるくらい嬉しい感情を、いつもありがとう。
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