ふたつのこころ

2008年05月05日(月) 情けない。

ケーキを渡した。
すごく喜んでくれた。
本当に好きらしく、『ひとりで食べる!』と言ってくれた。

ふたりで話していたけれど、年下の可愛い女の子も途中から合流。
とても可愛くて女の子らしい子。
ふたりはとても息が合っていて、テンポよく話していた。
私はそれを聞いていた。

たまに貴方のフォロー?をしたり、同意を求められたりはしたけど、
基本的には聞いていた。

思ったの。
『ああ、男性はきっとこういう子を好きになるんだろうなぁ』と。
無邪気で、人懐っこくて、明るい。
女の私から見ても可愛い子。

私にはないものを持っている。
それをひがんだりねたんだりする気持ちは、不思議と沸かなかった。
計算でもなんでもないその子を、本当に可愛いと思ったから。

でもね。
貴方に対する想いは、少しだけ変わった気がする。
変わったというよりは、意味もなく、泣けた。
たまに私を見てくれるその目は、とてもやさしいけど、
きっと誰にでも見せる目なんだろうなと。

私は、あんな風に貴方を笑わせることは出来ないなぁと。
あんな風に照れさせたり、からかったりは出来ないなぁと。
ちょっと自己嫌悪した。

これ以上近づかない方がいい。
これ以上近づいて、傷つくのは嫌だ。
そんな風にも思った。

でも、本当は、何に対して泣けてきたのかはよく分かんない。
多分、自分のダメさ加減を突きつけられたように感じたのかもしれない。

その子と比較してるわけではなく、
自分の中のコンプレックスを再認識した感じ。

貴方に励まされて以前よりは前向きになってきたけど、
貴方が関わっているこの問題は、貴方に相談できなくて。
いつもなら家路に着くとメールをしていたけど、今日は送れなかった。
何を書いていいのか分からなくて、ただ、ひとりで泣いた。

自分が情けない。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

My追加