ふたつのこころ

2008年06月05日(木) 時間が教えてくれるもの。

あまり考えないようにしているものの、友達のことはちょっとしたストレスになっているみたい。
私は外野なのに、勝手に心配して勝手にストレスを抱える。
余計なお世話だなぁと思う。

でも、なんか放っておけないの。

どう言えば、友達は好きな子をそっとしておいてあげられるんだろう?って考える。
どうしたら、相手の気持ちを考えられるようになるんだろう?って悩む。

誤解されたままでいることは辛い。
でも、心を閉じてしまった相手の誤解を無理に解こうとするのは至難の業。
私はそれをよく知っている。

一度も話し合いが出来ないままだから話し合いたかった私と、
答えが出された後に、まだ話し合いをしたいと願う友達とでは、
解決方法は違うんだと思う。

でも、同じところはね。
自分の気持ちばかりを伝えていたところ。
相手の反応が欲しくて、自分の気持ちばかりを伝えようとしているところは同じなの。

今なら分かる。重いなぁって。

マイナスの関係の時にマイナスな思いを伝え続けても、マイナスが重なるだけ。
負のオーラをまとったメールや言葉は、心を閉ざしている相手の扉を重くするだけ。

あの子は、世間一般では相当勝手な言い分で私の気持ちを跳ね除け続けたけど、
あの子にとっては、正当な言い分だったんだろう。
ちゃんと伝えてくれないことが、あの子の答えだったんだろう。
誤解はいまだに解けていないものがある。
でも今となっては過去の話。
ひとつだけが原因ではなく、築いてきた関係の中で、何かが少しずつズレていたんだと思う。



ほら。
時間が経てば、ちゃんと見えてくるものがあるんだよ。
もがいてももがいても見えなかったものが、少し視点を変えれば見えてくるんだよ。


その時は納得できないことが多い。
完全に消化するには、時間がかかる。
私も、1年かけてやっと消化できた気がする。
去年1年間の痛みを振り返りながら、新しい1年間を過ごしたことで、消化できた。

それは、ほんのりさんがいてくれたり、今好きな貴方と出逢えたからでもあるけど、
何よりも、私は私を諦めなかったからだと思うんだ。

たくさん泣いたし、凹んだし、嘆いた。
でも、自分を嫌いになりたくなかった。
自分を好きになりたかった。

自分を好きだと言えない自分が嫌だったし、
マイナスにばかり考える自分が嫌いだった。
そんな自分に自信を持てなかったし、
だからこそ、
そんな私を好きだと言ってくれるあの子のことを、
私はどこかで信じきることが出来てなかったんだろう。
「なんで私なの?」と、常に不安があった。

だから、一度ちゃんと一人になって、自分と向き合うことにしたの。
ちゃんと自分を好きになりたいし、
これから出逢うであろう恋を、今までと同じにはしたくないと思ったから。

今も、自分に自信を持つことは難しいけど、
それでも1年前の自分に比べると、今の自分の方が好き。
私は私でいいって思える。

来年の今頃、友達もちゃんと笑っていてくれたらいいな。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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