ふたつのこころ

2008年06月04日(水) 気付いてね。

男友達のことを考えれば考えるほど、去年の自分を思い出す。
誤解を解きたくて必死になっていた自分と、確かに似ている。
お互いに不信感を抱いているのに、どうにかしたくて仕方がなかった自分に似てる。


嫌なことから目をそらしたいあの子にとっては、すごく迷惑だっただろうなぁと、思ったりもする。
当時もそう思ってはいた。
だけど今も私は、中途半端な終わりにしなくて良かったなぁと思ってる。
あの子はどう思っているか分からないけど・・・。
でもいつか、あの子もなんとなくでいいから分かる日が来るんじゃないかなと、信じてる。


ただやっぱり。
友達の場合は、片想いなわけで・・・。
そこが難しいところ。

考えてみた。
私がもし、貴方に『会いたくない』と言われたら・・・って。

考えてみるけど・・・もし振られてしまったら、
きっと私は貴方に気を遣わせないように振る舞うから、
同じような状況にはならないと思うので、やっぱり想像つかない。

思い続けることは自由だけど、
答えをきちんとくれた人に対して恥ずかしくない自分でいたいし、
好きな人を追い詰めるようなことをしたくはない。
それなら、自分が傷つく方がいい。
相手の邪魔にはなりたくない。
こういう考えは、前と変わってないなぁ。


多分、何を言ってもダメなんだよね。
自分で気付かなきゃダメなんだよね。

貴方に出逢う前に、私はなんとなくだけど色んなことに気付けていたと思う。
だから前を向けたし、歩き出せたし、笑えるようになった。
辛いし悲しいし淋しいけど、
それと同時に大切な何かも手に入れたことに気付いてた。
それは誰かが与えてくれたものではないし、
誰かが教えてくれたものではない。
自分で気付いて、自分で探して、自分で見つけたの。
・・・周囲のやさしさを感じながら、ね。

だからこそ、貴方に出逢えたの。
うつむいていたらきっと出逢えなかった貴方に出逢えたの。
貴方に出逢い、知っていくことで、
見えていなかったことも見えるようになったし、認めることも出来たの。
ただそこにいてくれるだけで、心が温かくなれるような貴方に出逢えたから。


友達にも、そんな人が現れればいいのに。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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