ふたつのこころ

2008年06月23日(月) 今の気持ち。

憧れていたその背中に、一度だけ触れた。
触れることが許される、そんな関係に辿り着いた。

ゆっくりゆっくり。

足元を確認しながら、
貴方の表情を確認しながら、
自分の気持ちを確認しながら。

ゆっくりゆっくり、仲良くなっていった。

普通に話せるようになったのはつい最近。
まだ、下の名前では呼べない。

でも、一緒に笑い合う中で、触れることが許される。
冗談を言いながら背中を叩くことを許される。
そんな関係にまでなれた。
よく考えれば、すごいことじゃないか。

憧れていた。
温かい空気に憧れていた。
温かい空気の向こう側にぼんやりと見えるものを、この目に映したいと思った。

今、ほんの少しだけど、見えるようになってきている。
見せてくれるようになってきている。
憧れていた人が、出逢った頃よりも近い存在になっている。


だから、怖いんです。

夢を描いているだけだったら、傷つかない。
憧れているだけだったら、この想いを大事に出来る。
『受け入れてもらえない』と、泣く必要もない。

現実は、怖い。


でも、貴方が貴方でいる限り、私は貴方を想ってしまう。
伝えないままこの胸にしまいこんだままだったら、きっとずっと想ってしまう。

想いは、相手に伝えてこそ、初めて現実になる。
初めて、私の自信になる。

今はまだ伝えられる想いではないけど、
今の私には、貴方へ以上に想える人はいないようです。
悩むのも、不安になるのも、切なくなるのも、貴方を想うからなのです。


ゆっくりゆっくり進んできた。
この想いを捨てたくはない。
今の私には、大切な大切な、温かい想いなのです。

焦る必要はない。
私は私。
それでいいじゃないか。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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