球団幹部1:「ひえええ、野村監督辞めてもた。どないしよ。」 球団幹部2:「新しい人はよみつけなあかんなー。」 球団幹部1:「今度は変な女房おらんやつにせえへんとあかんで。」 球団幹部2:「星野さんなんかどないやろ?名監督やし、なにより 奥さん@天国やさかいにサッチ−みたいな心配はあらへん。」 球団幹部1:「そやなあ、そのラインで考えよか。」
まさかこんな会話はないと思うが、ひょっとしたらあったかも知れない。 ついこの前まで中日の顔だった星野さんが阪神の顔になる、これはびっくり だったりする。来年の阪神対中日戦、今まで星野さんに怒鳴られてきた 中日選手はやりにくいのではないだろうか、といらぬ心配をしたりする。
西洋の幻想世界には頭が鳥、身体が獣、とか頭がライオンで鳥の羽根、等 の化物が多く存在するが、来シーズンの阪神も頭が竜、身体が虎のキメラ なのだろうか?「竜頭虎身」、漢字にしてみるととても強そう。
まあ阪神タイガースともなれば、さしもの星野監督とて簡単に強くできる 道理はない。しかし星野監督が阪神永久指定席の6位という指定席に安住 していられるような人間でないのもまた確かなことだ。
もちろん来シーズンもこれまでと同じように野球ファンは巨人阪神戦や、 阪神中日戦を楽しむことだろう。しかしながらもっと楽しみなのは、 星野対阪神というタイガース内部の闘いであるのかもしれない。
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