Espressoを飲みながら

2002年02月28日(木) モアイを眺める午後

 仕事で手が空いている時に、HPを見ることがある。
自分の手が空いていても、周りの人達には来客があったりするし、
さすがに漫画や雑誌を読んでいる訳にはいかない。
どっちみち仕事がないにしろ、HPを見てるのはまだパソコンに
向かっているだけ仕事中の姿として不自然ではない。

 時間が余って見ているわけだから、無目的に、思いついたまま、
ひたすらネットサーフしている。ヤフ−とか2ちゃんねるとかの
掲示板や、自転車やアウトドア用品のサイト、旅行関係、動物・昆虫
関係、詩、日記サイト、友達のサイト、まったく無軌道で無節操に
見ている。

 最近のマイブームはモアイなのだ(笑)。
モアイってイースター島ではるか彼方の空を見上げている
巨大な人の顔の形をした石像。かなりたくさんある。

 イースター島の透明に近いようなブルーの空を、
どこを見るともなく、果てしなく、ただ果てしなく遠くを眺めている
モアイ達。彼らを(パソコンのデスクトップ上とはいえ)見つめていると
心がすがすがしく、清められるような感じがする。

 「思い出せ、お前も元々この広大な宇宙なのだ。」

とでも言ってもらってるような気になってくる。
もちろんモアイは何も語らない。ただその存在と遥かな空を見つめる
視線が語るのみである。けれども彼らは誰にもまして雄弁なのだ。

そんなこんなでモアイを眺めながら午後の時間は過ぎていくのであった。
 


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空遊 [MAIL]

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