Espressoを飲みながら

2002年12月31日(火) 除夜の鐘

 昨日から実家に滞在している。
いつもは実家にいるのは1日以内か、多くても2日なので
正月でずっと実家にいるのは気が重い。

せめてもの救いは新しく実家に導入されたケーブルインターネット。
やっぱりダイヤルアップよりずっと速い。

え?どうしてADSLじゃないのか?って・・・。
それは、NTTの最寄の局までの距離のせい。
ウェブで調べてみたら、信じられない距離だった・・・。

最寄のスーパーまで歩くと片道30分(しかも坂道)だし、
父が車ででかけてしまうと、残された者は身動きがとれず。
なにもない田舎なのでネットでもしてるより他になし。

 すると、空遊の加入しているミニベロ・ベント倶楽部のMLから
大阪市内のお寺に除夜の鐘をつきにきませんかというお誘いのメール。
ちょうど家を出たかったので、行き場所ができた感じでとてもうれし。
夕食後、近鉄で上本町まででかけ、そこから歩く。

メールの送り主は、お寺のお坊さん。
クルマ・バイク・自転車が好きでサークルを主催しておられる。
寺に入り、メンバーの人たちと話す。
普段、バイクに乗る人と話さないので面白い。

やがて、メールしてくれたお坊さんのお父さんが出てきて、
お経とお話。こちらは特にとるところもなかった。

ただ、鐘はすんでのところで戦災を免れた由緒あるものだそうで、
そんな鐘を初対面の私に叩かせてもらえるのはありがたいことだ。

 除夜の鐘を打つのは初めて。
「二度打ちすると鐘が痛む」と言われたので、それだけはくれぐれも注意。
近くにたくさん人が集まると、服が音を吸い込んで響かないそうで、
鐘の近くに寄れるのは2、3人。意外と音響学的なことを考えているのね。

ごーん・・・・・ ごーん・・・・・・。

浪花の古刹の鐘を打ちつつ、聴きつつ、大晦日の夜は更けて行く・・・。


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