昨日から実家に滞在している。 いつもは実家にいるのは1日以内か、多くても2日なので 正月でずっと実家にいるのは気が重い。
せめてもの救いは新しく実家に導入されたケーブルインターネット。 やっぱりダイヤルアップよりずっと速い。
え?どうしてADSLじゃないのか?って・・・。 それは、NTTの最寄の局までの距離のせい。 ウェブで調べてみたら、信じられない距離だった・・・。
最寄のスーパーまで歩くと片道30分(しかも坂道)だし、 父が車ででかけてしまうと、残された者は身動きがとれず。 なにもない田舎なのでネットでもしてるより他になし。
すると、空遊の加入しているミニベロ・ベント倶楽部のMLから 大阪市内のお寺に除夜の鐘をつきにきませんかというお誘いのメール。 ちょうど家を出たかったので、行き場所ができた感じでとてもうれし。 夕食後、近鉄で上本町まででかけ、そこから歩く。
メールの送り主は、お寺のお坊さん。 クルマ・バイク・自転車が好きでサークルを主催しておられる。 寺に入り、メンバーの人たちと話す。 普段、バイクに乗る人と話さないので面白い。
やがて、メールしてくれたお坊さんのお父さんが出てきて、 お経とお話。こちらは特にとるところもなかった。
ただ、鐘はすんでのところで戦災を免れた由緒あるものだそうで、 そんな鐘を初対面の私に叩かせてもらえるのはありがたいことだ。
除夜の鐘を打つのは初めて。 「二度打ちすると鐘が痛む」と言われたので、それだけはくれぐれも注意。 近くにたくさん人が集まると、服が音を吸い込んで響かないそうで、 鐘の近くに寄れるのは2、3人。意外と音響学的なことを考えているのね。
ごーん・・・・・ ごーん・・・・・・。
浪花の古刹の鐘を打ちつつ、聴きつつ、大晦日の夜は更けて行く・・・。
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