2003年02月13日(木) |
神戸チョコレート物語 |
ビジネスはアイデア、とはよく言われること。
今日の三宮そごうはバレンタイン客でごった返し。 一説によると、この日にチョコを送る風習は神戸在住の ロシア人洋菓子店主(モロゾフ)によって作為的に作られたものだとか。
ある意味、これほどまでにチョコ業界全体に貢献した人はいないだろう(爆)。 チョコレートの年間売上げの8割がこの時期のもの。 「バレンタインにはチョコを送るもの」という概念がなかったら、 業界は今の1/5の売上げだったのだろうか。
それはともかく、地下食料品店の全ての移動が大変です(汗)。 しかも女性客のみなさん、真剣で、息を詰めて、殺気だった様子で チョコを選んでいる人も少なからず。こわいです。 三宮と新開地にチャイコフスキーを聴かせて作っているピロシキが ありますが、バレンタインチョコにおいては客にチャイコフスキーでも バッハでもいいから、とにかくリラックスさせる音楽を聴かせたほうが いいかも。
これだけごったがえしていれば、そりゃあそごうの民事再生計画も 無事完結しますわな。おめでとうございますです。 一区切りついたのだから、これからは元通り生鮮食料品安めの値段に 戻してね。
ところで、女性の読者の方々の中には必死になってどのチョコがいいか 選んでいる方もおられますが、そごうの特設会場レベルになると、 はっきり言ってどれもハイレベルで各店の違いはあっても、不味いチョコ とかチョコが原因で恋愛が駄目になるようなチョコは売ってないです。 男性で、これらのチョコの間の違いをはっきりと認識し、価値評価を 行っている人がいたら、業界人か100人に1人の甘党か、どちらかです。
だから(こわいから)(たのむから)そんなに力まないで。
男性がその顔見てたら間違いなく逃げますよ(マジ)。 ミルコ・クロコップでも逃げるかもしれない(汗)。
読者の方々が幸多きバレンタインを過ごされんことを。 失敗したら冬の夜長を当日記の過去ログでも読んで、 それこそエスプレッソでも飲みながら、のんびりお過ごしください。
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