■開きかけの扉■ |
2001/05/19 (土) 04:19 不安定だったこと。 洗面台に立って歯を磨いていると、開きかけの扉が私を見ていました。 いつもいつも、朝から晩まで誰かの視線を感じながら生活しています。 ただただ、言表わせない怖さと、理由も無い悲しい気持ちが続きます。 目の前をちらっと過る、父のクローゼットとネクタイ、カウンターキッチン。 何を意味するのか、どうして過るのかわからないけどとにかく怖くて1人で震えて身体から離れてしまいます。 深夜だという事を認識できるだけマシです。時間が解るだけ、状況が解るだけ。 「お前は永久孤独に餓えているであろう」って、いつか読んだ詩の中の言葉を 誰かが後ろで呟くのが聞こえます。とにかく怖くて手足が冷たくなっていって 大丈夫だよって言って欲しくて、迷惑を承知で彼に電話をかけました。 出なかったんですけどね。酔ってぐっすり寝ているようです。 異様に寒くなって、気分が悪くなりましたが、何度か吐いて落ち着きました。 そのあとはっきりとした意識が戻ってきたので、ソファに座り込むと 力が一気に抜けて完全に離れてしまいました。 その後は何分経ったか何十分経ったか解らないけど、何も無かったみたいに ソファから起き上がってPCの電源を入れてネットに繋ぎました。 動けるだけまだマシです。 -書き足し8:47- 彼ですが、酔って寝てるんだと思ってたけど、 ただ寝てたんじゃなくって電車で知らない場所に連れて行かれちゃってたみたいです。 自分で手一杯で、彼の心配をして無かった自分が恥ずかしいです。
テーマ「恋と愛の違い」でした。 恋は、対象を慕い存在を欲する事。 愛は、対象に尽くす事を生き甲斐とする事。 欲する気持ちと、尽くす気持ちが絡み合って、恋愛と言う語になるんでしょうか。 |
■2001年05月19日(土)■ |
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