坐骨神経痛&腰痛(BeBe)
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バイクは1年生。人生と比較するのは、早いかも知れない。 朽木への鯖街道、敦賀への道、戻りのマキノから、鯖街道に戻って約200キロくらい。適度な疲労感は、この程度の走行距離だと、バイクに乗ったと言う体感が出来た。
乗れば乗るほど、難しさを感じて、運転に関して人生との共通点を感じてくる。 「目先だけを見ない」 カーブを曲がるときは、特に曲がる位置を決めて、目線は遠くに持って行く。生きて行く中でも、毎日いろんな事が起きる。ムシは出来ないけれど、その先や長い目で見ておく必要がある。 当然、テクニックや慣れもあるだろう。でも、考えは似ていると思った。
「肩に力を入れない」 バイクは傾きで曲がる事が出来る。ハンドルや身体に力が入っていると、正常な動きを邪魔する事になってしまう。結果、安定して運転が出来ない。特に、カーブの時に転倒しそうな程、傾きが出てもハンドルから力を抜いて、アクセルを開けると前進する力が入って正常に運転が出来る。 イヤな事や緊張する事も人生にはある。でも、その時に変な力が身体に入っていると、間違った事をしてしまう。
そのほかにも、いろんな場面で共通点を感じている。 「恐怖感との闘い」 怖いと感じる局面は数多くある。怖いと感じる気持ちがあるから、理性が働いて正常な行動をする事になる。仕事でも会話でも、怖いと感じる事がある。若い頃はむちゃもしたけれど、今は出来ない事が結構ある。やれば出来るのに、怖さでやれない弊害もある。
「回転数とギア」 ほとんどが3,000ぐらい。400ccのバイクでは、10,000やレッド・ゾーンまで使った事もあった。いまそれをすると法定速度、違反程度では済まないから5,000も使った事はほとんど無い。3速でもエンブレがきついから、直ぐに4速以上にしてしまう。すると、余計に回転が落ちてひどいときは、アイドリング状態の時もある。クロスレシオだから、5速と6速が分かりにくい。 生きていると、全力でやっている事がどんどんと少なくなって、「適当にやって」とか「程ほどにとか」でも生きて行ける。 この症状で悩む前は、何でも全力で取り組んでいないと、納得が出来なかった。怖いとか不安を感じる事はなくて、病気もした。けれどこんな症状で苦しむ事は、初めての経験。 トップギアで最大回転数で、生きてきた気がする。生きて行くのには、メーターがないからレッドゾーンは分からない。
休憩も入れると約5時間、バイクに没頭して日常の事を忘れる事が出来た1日だった。バイクジャケットを脱ぐと、適度な汗で気持ちよかった。
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