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■ 美しい誤解
毎朝、あみっちが愛情こめてやさしく起こしてくれ、常に保護者のようなニャンに見守られ、まるで従者のごときショーに付き従われ、ちょっとでも退屈するとポッポがひにゃひにゃとやってきてポンポンをさせてくれるし、それに気づいたジュリナもポンポンをさせてくれるために、わざわざ寝所からお出まし遊ばされ、頃合ともなれば、あっちからもこっちからも可愛い声で「ごはんを食べましょうよ」と甘えられ……ちょっと具合が悪く臥せっていると、入れ替わり立ち代わり様子を見に来、手を舐めてくれたり、寄り添って寝てくれたりして、看病してくれる……。
たとえ実態が、「とっとと起きてポンポンしなさいよ」の頭突きだったり、「あ、今日はここが居心地良さそうだから、ここで昼寝しよ。あれ? ママから丸見えだけど、まあいいか」だったり、「缶々ちゃんをもらうためなら、寝ているときもママから目を離さないぞ」だったり、「暇そうだから、ポンポンぐらいしてくれたっていいだろー」だったり、「なによ、ポッポばっかり。わたしなんか、一日中、ポンポンしてもらいたいぐらいなんだから」だったり、「腹減った」「メシメシ」「ごはん遅いよー」の大合唱だったり……「あ、布団があったかくて気持ちいいよ。ちょっとママが邪魔だけど」だったり……でもいいのだ。
日々は、美しき誤解によって、美しく過ぎていくのだ。はあ〜。
◆夕方、用事があってリュウと中華街に行った。用足しをすませたら、ふたりともなんだかお腹が空いて、「ちょっと夕飯には早いけれど、なんか食べて帰ろうか」ということになり、牛バラ肉の煮込みのおいしい店で食事した。「お腹いっぱい」と帰宅したのに、リュウはテレビの大食い選手権を見ながら「みんな、すごいねえ」と言いつつ、ブドウ1房、クロワッサンの大きいの1個、みかん3個、牛乳1本、にんじんジュース1本を飲食し、「う〜ん、まだちょっと物足りないけど、寝る時間だからやめておこう」と言った。
* 朝−ジャコのお握り、キンピラ入り卵焼き、ベビーリーフのサラダ、コンソメスープ(そうか、朝が軽めだったから、足りなかったのかもしれない)
2001年09月20日(木)
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