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■ 侍従ごっこ
腹が減ったと言っては鳴き、退屈だからと言ってはポンポンをせがみにくる。 自分が甘えたい気分のときは頭突きをしてでも寝ている私を起こす癖に、こちらが撫でようとすると嫌そうな顔をする(たとえばショー)、すかさず逃げる(たとえば、あみっち)。
一日に最低でも3回は、「我家の主は猫で、私は下僕なんだ」と思う。
仕事をしている椅子に乗っかってくるあみっち。「おや、女王。お目覚めでございますか。ポンポンでございますね。(ポンポン)もうよろしゅうございますか? あ、まだ、足りない……(ため息)かしこまりました」 そこに、ポンポンの気配を聞きつけてやってくるジュリナ姫。威嚇する女王あみっち。「ああ、はいはい。姫も女王も喧嘩をなさらずに」と、仕方なく両手でポンポンをする私。「姫、姫。興奮したからって、噛まないでくださいまし」
新聞を読んでいるとすかさずやってくるニャン。「ニャンタローさま。新聞の上には乗らないでくださいま……(遅かったか、ちっ)。新聞など読まずに、ポンポンしろ、ですか。はいはい、承知いたしました。あ、ついでに撫で撫でもしろ、でございますか。はいはい……(ポンポン、撫で撫で)……これでよろしゅうございますか?」「んにゃ」
トイレに行こうと席を立った途端にやってくるキラリン。足元にスリスリスリスリ。「なんでございましょうか、キラリンさま。あ、抱っこ、はいはい、抱っこでございますね」。首を伸ばして、あっちやこっちを見て満足そうな様子。「満足されましたでしょ……いたた!(何か見つけてそちらへ行こうとしたキラリンに、思い切り腕を蹴られた)」
廊下の隅にたたずんで「ぴゃー」と鳴くショー。「はいはい、なんでございましょうか王子」「ぴゃー」「先ほど、たらふく猫缶を召し上がったではございませんか」「あん!」と鳴きつつ、こういうときだけ愛想よくスリスリしてくるショー。「足りなかったのでございますか。では、新しい缶々を開けて差し上げましょう」。ピンとシッポを立て、私を従えてキッチンに向かうショー。 気配を感じて練々がピアノの上からすっ飛んでくる。「おや、練太郎さまも、また召し上がるんですか? 先ほど、他の子のお皿まで平らげていらっしゃったんではなかったですか? え? まだ足りない? でも……最近、少しお太りあそばされたような……」「なー」「うるさい、早くメシ、でございますか……(はあ、デブった白猫って……)」
「ポッポ太郎さまは、いつも食っちゃ寝で、手がかからなくて助かります」「ゴロゴロ」と喉を鳴らしつつ転がるポッポ。「それにしても、ほんとに猫でございますか? もしかして、熊とか」「ゴロゴロ」「おや? また、お尻の手入れを怠ったのでございますね(ポッポはデブなので、自分で上手くお尻を舐めることができず、ついサボってしまう)。はいはい、今、拭いて差し上げますね」「ゴロゴロ」「気持ちよろしゅうございますか? しかし、少しダイエットしないといけませんねえ……(ため息)」「ゴロゴロ」
ってなことをやって遊んでいたら、「ママ、頭、大丈夫?」とリュウに言われてしまった。いいじゃないか、下僕には下僕の楽しみ、っちゅうもんがあるんじゃ!!
◆涼しいどころか、雨模様のお天気で急に気温が下がる。せっかくよくなりかけた風邪がぶり返す。し……仕事が……。
6日(金) * 朝−ソーセージ、トマトとチーズ入りオムレツ、ミックスベジタブル入りクリームスープ * 夜−牛すね肉の煮込み(タマネギ、ニンジン、ピーマン、トマト、チーズ)、むきエビとキュウリとベビーリーフのサラダ、切り昆布煮物(揚げ、にんじん)、枝豆
7日(土) * 朝−雑炊(卵、ナガネギ、小松菜、小エビ、ニラ) * 昼−牛すね肉の煮込みwithポテトサラダ * 夜−海鮮丼(ネギトロ、平貝、サーモン、ゴマ、大葉、白髪ネギ、ノリ)、切り昆布煮物、キュウリと小エビとワカメの酢の物、トマト
2002年09月07日(土)
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