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■ お正月の猫たち
妹一家五人に、最初はビビリまくっていた猫たちだったが、様子がわかってくると少しずつ図々しくなってくる。
義弟、甥っ子ふたり、リュウは居間に雑魚寝、妹と姪っ子はリュウの二段ベッドという配置だったのだが、寝ている義弟の匂いを嗅いだり(ニャン)、二段ベッドで寝ている妹の足元で眠っていたり(だれかはわからなかったそうだ。でもリュウが寝ているとやってくるのは、ニャン、ポッポ、ジュリナなので、その辺だろう)。 三日目ともなるとニャンは居間にもやってきて、偉そうに巡回してみせたりもした。
笑っちゃったのは練々。よくダイニングテーブルに潜んで、通りかかるだれかれ(といっても、普段は私かリュウ)にちょっかい出しては甘えるのだが、妹が通りかかったとき、ヒョイと前肢で妹の服をひっかけてスリスリと擦り寄っていったのだそうだ。「せっかくスリスリしてくれたねんけど、なんもないねんよ〜って、言ったんやけどね」とは妹の弁。
姪っ子は、チラっと見かけたあみっちが大層お気に召したようで「すっごい、ビジンな猫やったんよ〜」と言っていた。
そんなこんなの年明けだったが、妹たちが出立した後はいつもどおりの7ニャン+ふたりの我家に戻り、みんな居間を我が物顔に占拠していた。
◆お正月なので、当然、お節。なぜかリュウも妹一家もお節が好き。毎年、大して変わり映えのしないメニューなのだが、カマボコ以外は全部、料理本を睨みながら作った(年に一回のことだから、すぐ忘れてしまうのだ、トホホ)。「やっぱり、手作りはおいしい」とお世辞でもいいから言ってもらえると、エヘヘと嬉しくなってしまう単純な私だった。
一の重(祝い肴) ・黒豆、田作り、数の子、紅白かまぼこ、伊達巻、栗きんとん・海老の鬼がら焼き
二の重(酢の物) ・紅白なます・酢蓮・菊花蕪・とり胸肉の昆布締め・クリームリーズとイクラのレモン和え
三の重(焼き物) ・鯛の姿焼き・海老の塩焼き・帆立貝のハーブ焼き・鱈の味噌漬
与の重(煮物) ・煮しめ(鶏、筍、こんにゃく、里芋、にんじん、レンコン、しいたけ)、くわい、ごぼうの梅煮、結び昆布の煮物、
五の重(水菓子) ・プチトマト・ブロッコリー・いちご
大皿 ・豚スペアリブの煮込み・牛すね肉と大根の中華風煮物・エビのトマト煮
2003年01月02日(木)
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