にゃんことごはん
ごはん



 後ろ姿

どういうわけか、自己主張するときにこちらを背中を向けて座る猫がいる……らしい。

我家でも、それをやるのはニャン、たまにジュリナがそれっぽい行動をとるぐらいだが、他所でも、似たような話を聞くので、よくある話のようだ。

ポンポンしてほしいときや甘えたいときにお尻を向けるのは、あみっちも練々もやる。それも言ってみれば自己主張の一環かもしれない。
しかし、ニャンのそれは、なんと言うか……視界の端にニャンの背中がある、という感じで、あからさまに何かをねだっているわけではない、というあたりが、ポイントだ。どちらかと言うと、「ここにいるんだよ」というような感じか。
気をつけていると、そういうときのニャンは時々こちらを振り返って、私の様子をうかがっている。
つまり、「僕はここにいるよ」という主張と、それに対して私がどう反応するかの観察を同時にやっている、ということになるのだろうか。
お腹がすいたとき、かまってほしいときが多いのだが、ベランダに出る窓の前で座っていることもある。それは「窓を開けて、ベランダに出られるようにしてほしい」という意思表示なのだ。

すぐに私が反応すればいいのだが、無視していると、だんだん近づいてくる。たまに、か細く鳴いてみたりする。そして、しまいに纏わりついてくる、という経過を辿る。

纏わりついてくるようになると、他の猫とそう変わりは無いのだが。あの、何かを訴えているような、ただ、そこにいるような、さり気なく自己主張している後姿、というのは、なかなか味わい深いものがある、と思ったりする。

◆子どもというのは何かに夢中になると、四六時中そのことを考えていたりするものだ。リュウも小学校にあがる前の一時期、ポケモンにはまっていて、買い物の途中で唐突に「ねえ、ママ、リザードンってさ」と、なんの脈絡もなくポケモンの話を振ってきたりした。それがミニ四駆になったり、カードゲームになったり、テニスになったり、碁になったり(←この辺は全部、少年漫画ネタ)……学校で教わったこと、というのも、けっこうあったりして、「ああ、今、こういうことに興味があるんだな」とわかるのが、楽しい。
最近は、やはり、というべきか、とにかくサッカーネタが多い。「そういえば、この前の試合でさ」とか「練習のときにさ」と、始まる。あんまりサッカーの話ばかりするもので、「そんなにサッカー好き?」と聞いたら「うん」と即答。当たり前でしょ?とでも言いたそうな顔に、母は思わず笑ってしまうのだった。

7日(金)
* 朝−雑炊(昨日のカキのみそ汁)、卵焼き、ほうれん草の胡麻和え
* 夜−クリームシチュー(鶏、タマネギ、蕪、じゃがいも、にんじん、ブロッコリー)、蕪の葉と揚げの炒め煮、ワカメとプチトマトのサラダ

8日(土)
* 朝−クリームシチュー(昨日の残り)、チーズトースト
* 昼−うどん(ネギ、しいたけ、さつま揚げ)
* 夜−手巻き寿司(ネギトロ、サーモン刺身、イクラ、あまエビ)、ポテトとコーンと春キャベツのサラダ、切り昆布とタケノコとあげの煮物、タラの芽の天ぷら、卵とワカメの澄まし汁

9日(日)
* 朝−サーモン丼(昨日の残りの寿司米、サーモン、大葉、刻み海苔、スリゴマ)、ワカメと大根と揚げのみそ汁
* 昼−餡かけやきそば(豚肉、キャベツ、タマネギ、ニンジン、エビ、小松菜、もやし、タケノコ)、卵とメカブの澄まし汁
* 夜−ドリア(クリームシチューの残り+ホタテ、チーズ)、牛肉のサラダ(ブロッコリー、セロリ、ごま)、マイタケとワカメのスープ

10日(月)
* 朝−雑炊(マイタケ、鶏、ニンジン、蕪、蕪の葉)
* 夜−茹で豚withキャベツと春雨、小松菜とホタテの炒め物(にんにく)、昆布と桜海老の煮物、根菜類の澄まし汁(レンコン、大根、ニンジン、ナガネギ、じゃがいも)

2003年03月10日(月)
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