にゃんことごはん
ごはん



 猫語翻訳機

とうとうと言うべきか、猫の鳴き声を人間語に翻訳するミャウリンガルが登場した。

飼い猫が病気になったときにどこが具合が悪くて鳴いているのかがわかったら、というのがきっかけだったというような話を聞いた(確かなソースが手元にないので、もしかしたら記憶違いかも)。その気持ちはよくわかるが、日常生活では「腹減った、メシくれ」「たいくつー、遊べー」「撫でろー」程度で事が足りるんではないか、と言う猫好きも多い。

猫の意思表示は、意外と鳴き声以外の手段によってなされることが多いように思う。じっとこちらを見る、匂いを嗅ぐ、舐める、身体を擦り付ける、前脚を伸ばして触ってくるなどというのもあるが、新聞の上にわざわざ座る、キーボードの上をわざわざ通り過ぎる、有無を言わさず膝の上に乗る、閉まったドアの前にこれみよがしに座り時折恨めしそうに振り返る、フードの匂いを嗅いで前脚で砂かけの真似をして立ち去るなど、非常に解りやすい。

そして、あみっちのように元野良だったりすると、ほとんど鳴かない。あみっちが鳴くのは「ポンポンしろー」というときだけだ。それも、まず寝ている私の枕元にやってきてお尻を向けるか、有無を言わさず膝の上に乗ってくるかするので、鳴かなくてもわかる。鳴くのは、つい手が離せなくて一瞬ポンポンが遅れたときだけ。しかも、ごく最近になってからの習慣だから、それまではまったくと言っていいほど、鳴くことのない猫だった。むしろ、あみっちが鳴くのは猫同士の駆け引きのため。決して、人間とコミュニケーションをとるためではなかったのだ。

猫の人間に向けた鳴き声は、ちょっとしたオプションなのではないかと思う。だから、我家でも母猫が育児を放棄したため最初から人間の手で育てられたポッポやジュリナは、やたらと鳴く。比較的むっつり無表情、そっけないショーも生まれたときから人間の家にいたから、ご飯をねだるときは、それはしつこくうるさく鳴く。出自が不明な練々は、甘え鳴きを良くするから、絶対に飼い猫だったんだろうと予想している。

キジトラは比較的おしゃべりな猫と言われていて、実際、ニャンはよく鳴く。去年、あみっちがベランダから落ちて脱走したとき、それを知らせてくれたのはニャンで、「ウニャンウニャンウニャニャニャ」みたいな普段とは違った鳴き方で、あれは明らかに私に「話し掛け」ることであみっちの急を知らせようとしたのだと思う(すぐに『うちの猫のだれかに、何かあったんだ』とわかったのだから)。同じキジ猫のキラリンは、元野良にしては鳴くほうかもしれないが、その声はごく小さい。

そんなわけで、どれほど有用性があるかわからない翻訳機だが、ちょっと興味はある。「どんなふうに人間の言葉に置き換えられているのか、ちょっと面白そうじゃない?」という辺り、もしかしたら猫的なのかも。

◆学校の水泳が午後の時間帯になって、ようやくブールに入れたリュウ。日中、晴れると夏らしい空が広がるようになったが、気温はさほど上がらない。朝晩はやはり気温が低く、おもわず長袖を一枚羽織りたくなる。居ながらにして避暑気分だ。

25日(金)
* 朝−バタートースト(はちみつ)、マンゴーのヨーグルト、ソーセージ、レタスとキュウリのサラダ
* 昼−鶏ササミフライwithパスタサラダ(チーズ、キュウリ、玉葱)、豚肉とピーマン炒め、卵とワカメの中華風フープ(貝割れ菜)
* 夜−ハンバーグ(合挽、玉葱)withジャガイモのバター焼き(パセリ)、キャベツとソーセージ炒め、ツナとブロッコリーのチーズ焼き、ソーメン入り澄まし汁(揚げ、小ネギ)
* 間食等−トマト2個、バナナ、牛乳600ml

26日(土)
* 朝−バタートースト、サバのトマトとチーズ焼き、キュウリwithツナのディップ(ゴマ、味噌少々、マヨネーズ)、メカブと卵のスープ
* 昼−ザルうどん(ゴマ、ノリ)、ラム肉と野菜炒め(ピメント、玉葱、小松菜)、トマトとゴーヤのサラダ(鰹節)
* 夜−カレー(牛肉、玉葱)、グリーンアスパラとレタスのサラダ
* 間食等−レモンシャーベット、牛乳500ml

27日(土)※リュウ試合
* 朝−お握り(梅、ツナマヨ、おかか)、ソーセージ、トマト、揚げとネギのみそ汁
* シウマイ弁当(会場で支給)
* 夜−ネギトロ丼(小ネギ、ノリ、ゴマ)、豚肉と野菜炒め(キャベツ、玉葱、ピーマン、ピメント)、もずく酢、シジミの澄まし汁
* 間食等−水羊羹2個、草もち2個、トマト、牛乳500ml

2003年07月27日(日)
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