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■ キラリンの足
私がトイレに入っていると、トイレのドア下の隙間から猫の足先が覗くことが多々ある。
犯人はたいていショーなのだが、古くなって甘くなっているドアノブのせいで鍵をかけていないと、ドアが開いてしまうなどということもよくあったりする。なぜ一緒にトイレに入りたがるのか不思議で仕方がない。迷惑と言えば迷惑なのだが、あのドア下の隙間から覗く前足の先っぽは、可愛い。
昨日、トイレに入っていたら、ショーの前足とは色も形も違う前足がチョイチョイと覗いた。キラリンだ。ショーの足は、なぜかコロンと丸い。厚みもある。ちょっと前、若い女の子が履いていたポックリみたいなサンダルのような足なのだ。対して、キラリンの前足はほっそりしている。人間で言えば、甲も足幅もあまりない骨細な女性の足のようだ。あみっちの足もほっそりしているが、比べるとキラリンのほうが細長い形をしている。なんとも華奢な感じが、どこぞのお嬢さまのようだ。
それが、チョイチョイと覗いている。ニューと付け根のあたりまで見えたかと思うと、ヒョイと引っ込んで、また覗く。クイとねじれて、ドアを擦ったりしている。このときはしっかりドアをしめていたので、いくらキラリンがチョイチョイしても、ドアが開くことはなかった。
私がトイレから出ると、ほっそりした前足を揃えて座ったキラリンが、口だけニャーをした。抱き上げると顔を舐めて下りていった。後ろの左足だけが、指の開いたペタンとした足をしている。これは、以前の怪我の後遺症だ。この足だけが、どうも踏ん張りが弱いらしく、よくキラリンはポテンと転ぶ。なんとも間抜けで、可愛いのだが、笑うとキラリンは傷つくかもしれないと思って、なるべく笑わないようにしているのだった。
◆労ばかり多くして益の少ない仕事が、ようやく一段落した。なんだか知らないがストレスをためていたようで、二日ほど眠り病にかかったように眠かった。
朝−大根とブリのアラ煮、じゃこの焼きお握り&タラコのお握り、小松菜と揚げと豚肉だんごとゴボウとにんじんのみそ汁 夜−鮪の頬肉のガーリックソテーwithニンジンと帆立のバター焼き、もやし炒め(マイタケ、ピーマン黄&青)、茹で豚とトマトとサニーレタスのサラダ、大根とミズナの卵スープ
2003年10月06日(月)
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