 |
 |
■■■
■■
■ 姫は姫だから姫なのだ
このところ「おお、晩秋だなあ」という寒い日が続いていたのに、今日は「春一番ですか?」と言いたくなるほど、温かい南風。
陽射しもポカポカしているので、みんなベランダに出たがるのだが……風が強いのので、あわてて部屋に逆戻り。結局、日当たりのいい窓辺に、ズラリと並んで、思い思いの格好で昼寝をしていた。
午後になって、だいぶ風も緩やかになってきたので窓を開けると、早速、ニャンや練々やキラリンがベランダへ。続こうとしたジュリナが、窓際に立ち止まる。頭を押し付けるようにしているのに気づいて、あわてて窓を大きく開けた。そう、大柄な(婉曲表現)ジュリナは、最初に開けた幅からは出られなかったのだ。
別に、それを気にするふうもなく、ベランダで伸び伸びとくつろいで部屋に戻り、やれ水入れに水が少ないの、カリカリが減っているの、自分の好きな猫缶が出ていないの、と、そのたびに、ヒニャーヒニャーと煩くないて催促して、やがて満足すると、ポッポの寝ているソファによじ登って、毛づくろいを始めた。
我家にきた当初、繊細で人見知りで、いつも物陰に隠れていたジュリナだったが、いつの間に、我がまま姫になってしまったのだろう。ま、そんなところが、姫の姫たる所以なわけで、「あーもー、うるさい」と言いながら、私はけっこう気に入っているのだった。
◆最近のリュウを見ていると、なんでこんなに食べられるのだろうと、いっそ感嘆してしまう。牛乳なんて、毎日最低でも1リットル。おまえ、実は人間じゃないだろ? 今日も、夕飯のあと冷蔵庫を覗いて「ママ、トマト食べていい?」と言うので、いいよと言うと、丸ごとパクパク。で、リンゴと洋梨を見つけて「食べていい?」。結局、リンゴも洋梨も丸々パクパク。そのあと、「うーん」と言いながら、チーズトーストを作って食べていた。いや、成長期の男の子はよく食べる、と聞いていたけれど……いたけれど……。
* 朝−ロールキャベツのクリームシチュー(鶏ひき肉、じゃがいも、たまねぎ、にんじん=昨日の残り)、鶏の唐揚げ(昨日の残り) * 昼−海鮮チヂミと鶏肉のチヂミ(ニラ、帆立、海老、イカ、鶏肉)、卵スープ(ナガネギ、ミズナ) * 夜−ブリの刺し身withブロッコリーとプチトマトとカリフラワーのサラダ、牡蠣とキュウリの酢の物、豚肉と大根の炒め煮(蕪の葉)、ほうれん草とツナのガーリックソテー、キャベツとワカメの澄まし汁
2003年11月16日(日)
|
|
 |