にゃんことごはん
ごはん



 長のお休みのあとの近況報告など

ふと気づけば、10ヶ月余りもの間お休みしていた。

猫たちに変わりはない、と言いたいところだが、ポッポがだいぶやせてしまった。実は日記をお休みした辺りから、ポッポの食欲がだんだん落ちてきて、あの手この手でなんとか食べてくれるようになり、ほっとしたと思ったらまた食欲がなくなり……というのを繰り返し、夏ごろには去年のジュリナを思わせるような状態になった。
そこから、またご飯の時間になるとみんなと一緒にお皿の前で待っていられるほどに回復してくれた。
あんなにデカ猫だったのに、重くて抱っこもできないぐらいだったのに、今では軽々と抱っこできるのが、なんだか切ない。
でも食は細いものの、ちゃんと自力で食べるし、少ない分、回数をこなして、しのいでいる。

もう一つの変化は、キラリンが引きこもり姫になってしまったこと。
最初は居間のサイドボードの下を根城にしていたのだが、とうとう、そこの一角をトイレにしてしまった。ペットシーツを敷いたら、それが気に入らなかったのか、今度は私の仕事部屋のデスクの下を根城にするようになった。
トイレは近くにあるのでトイレ問題は解決したのだが、困ったのはご飯。
居間のサイドボードのすぐ脇には猫たちのご飯トレーがあり(だからこそ、そこを根城にしていたのだが)、当然、引きこもり姫のキラリンはそこまで行かない。仕方なく、引きこもっているデスクの下に毎度、ご飯と水を運んでいる。
たまにデスクの下から出てきて私の膝に乗るので、完全引きこもりではないのだが。しかし、猫の引きこもりとは……。

そして、あみっちはなぜか猫トイレではなく猫トイレの周辺をトイレにするようになった。故に猫トイレの周囲にペットシーツを敷き詰めている。
なぜ猫トイレまで来るのに、中ではなく外で用を足すのか。
あみっちの思考は謎だ。

変わりないのは、にゃん、ショー、練々。最近、寒いのでにゃんはもっぱらリュウのベッドでぬくぬくしている。夜もリュウのベッドで寝ている。
ショーと練々は、相変わらず仲がいいいわけでもないのにつるんでいる男子中学生のようで、おかしい。ショーのジゴロぶりと練々のヒモぶりも健在。

でも思えば、彼ら彼女らもいい年なんだよなぁ。主のにゃんもそろそろシニア猫と呼ばれる年齢に入るし……。でも相変わらずショーはおこちゃま、練々は甘えた。ぽっぽは赤ちゃんで、あみっちは女王だし、きらりんは姫。
練々は「まんじゅう」略して「まん」で振り返るし、きらりんは「すけ」で返事をする。ついでに、あみっちも「すけ」で振り返る。なんだよ、おまえら。

◆リュウのご飯は、もう振り返るのもうんざりする。

 最近、朝はおにぎり3個〜4個。1個あたりご飯大盛り一膳なので、軽く3〜4膳の分量。それに焼き魚、サトイモとか大根とか具沢山の味噌汁、ほうれん草のバターソテーなんてのを、ペロリと平らげる。野菜ジュースも飲む。
 笑えるのは「おはよう」とやってきたときには、もうバナナを1本もぐもぐと食べていたりすることだ。

 弁当の量は変わらず。というか、時間がないので、それがやっと、ということらしい。時間があればもっと食べるのだろう。
 で、その分のしわ寄せは夕飯にくる。
 何しろ「鍋一杯分のおでんが空」とか、「焼肉1kg」とか。
 加えて、牛乳に溶かしたプロテインを飲んでいる。ついでに、毎日、納豆も食べている(植物性たんぱく質を取るために)。
 それでも食後にりんごを食べる余力がある。草もち4個を食べる別腹もある。

 それなのに、太らない。さすがに筋肉はついているけれど、おそらく体脂肪率は非常に低いだろう。その5分の1も食べていないのに中年太りの母は立つ瀬がない。

2005年12月01日(木)
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