にゃんことごはん
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 喉かゆく、くしゃみ鼻水、風邪かしら 花粉症? 何それおいしいの?

毎年、この時期になると喉がイガイガして、くしゃみや鼻水が一時的にひどくなります。時々、目が痒いこともあります。
なので「花粉症?」と聞かれるのですが、「違う、風邪」と答えます。

何故なら、症状がひどいのは1日のうち、断続的に数分ずつ。
主に起きぬけとか、身体を動かして少し汗ばんだ後に屋内に入り冷えたときとか……体温の変化がフックになっているのでは? と思われるからです。でも、もしかしたら花粉症なのかも、とは思うこともありますが、まだ認めてはいません。

周りに花粉症の方が多く、この時期、花粉症がトレンドになります。みなさん、情報交換し合って、何が効くとかコレがいいとか、真剣です。
そんな中に、軽い風邪程度の症状の自分は場違い感が強くて、どう考えても、花粉症ではないよな、と思ってしまいます。
まあ、古い時代の人間なので、花粉症という(現代病としか思えない病)にかかる自分が想像できない、というのも、一因でしょう。

むしろ花粉症よりも獣毛アレルギーのほうが、疑われます。
春先のこの時期、何故かニャンちゃんにくっつかれると、くしゃみがひどくなります。目もかゆくなるのです。
とはいえ、他の季節には余り出ない症状なので、もしかしたら、やはり花粉症で、花粉症を促進する何かがニャンちゃんにあるのかもしれません。
でもたとえアレルギーがあったとしても、とりあえず命に関わるような症状には至っておりませんので、関係ありません。
猫の毛アレルギーだったとしても、すべて「軽い風邪」。これで乗り切っています。

と、かように春先、体調の思わしくない私は3月生まれで、先日、誕生日でした。

誕生日だから何というほどのこともないのですが、今年は初めてリュウが手料理でお祝いしてくれました、彼女と一緒に(笑)。
要は、二人のデート日がちょうど私の誕生日と重なったので、混ぜてもらった感じでしょうか? 「お誕生日、おめでとうございます」と若いお嬢さんに祝われて、くすぐったさも一入でした。
そして何故か、若いお嬢さんの膝の上でくつろぐニャン太郎さま。
「ニャン、君は重いんだから、こっちおいで」と私が呼ぶと、「んだよ。邪魔すんなよ」的な醒めた視線を下さいましたことです(その後「ま、仕方ないか」とでもいうように、のっそりとやってきましたが)。

暖かい日あり、一転、風の冷たい日ありのこの季節。
春になりそうで、なかなかならないあたり、懐きそうで、なかなか一筋縄ではいかない猫のようだと思います。

女心と秋の空ならぬ、猫心と春の空……なんてね。

2013年03月15日(金)
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