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■ 早い桜も散り初めし 坂道に佇む野良の絵になることよ
昨日から降り続いた雨で、公園の桜はだいぶ散ってしまいました。特に開花の早かった樹の花は、ほとんど残っていません。 その代わり、公園内の道がほんのりピンク。 雨が上がり少し気温も高くなったからか、その坂道に白黒の野良とサビの野良がいました。ゆるくカーブした坂道を登ろうとした私の視線の先、斑に桜色のアスファルトに浮かび上がる猫のシルエットが、とても綺麗でしばし足を止めて見入ってしまうほど。 絶好のシャッターチャンスだろうなぁ、と思いつつ、しっかりと心に焼き付けました。そうすれば、いつでも記憶の引き出しから取り出して眺めることができますから。
まあ、記憶というのは後々、修正されたりもするようですが、いいじゃありませんか。ソフトフォーカスでシワやシミを隠すようなもの、と思えば。
そういえば、先日、猫の短期記憶は16時間と言うのを聞いて、びっくりしました。 人間では20秒ぐらいだそうです、短期記憶。それは、たとえば買い物をしてレジで「○○円です」と言われ、その金額を用意する間、覚えていればいい記憶だそうです。
確かに買い物をして支払いを済ませた後、自分はさっき○○円の買い物をしたとずっと覚えてなどいませんね(と思いますが、それは私だけでしょうか?)。 とりあえず短期記憶が20秒ということは。「あ、あれをしよう」と席を立ったのに、「あ、あれ? 私何をしようとしていたんだっけ?」と思ったとしても、席を立ってから20秒以上経過していれば、別に不思議でもなんでもない、ということですね、うん。 決して、ボケではない、と。ヨシヨシ(←え〜)
ただ「これは覚えておかなければいけない」と意識して覚えた事柄については、長期記憶の領域に記銘されるらしく、人間の脳はその容量が半端ないということらしいです。長期記憶に保存するためには、いろいろな方法があるらしいですが、それは今回の話には関係ないので省きます。
猫の短期記憶が16時間という話です。 これ、さっき買い物したときの金額を半日以上も覚えている、ということですよね。確かに、獲物を追っているときの猫の執念深さを考えると納得できます。 家の中に紛れ込んできた虫を追っている最中に、その虫をひょいと掴んで外に逃がしたとします。突然消えた虫の行方を、それはもうしつこくしつこく、虫が入ってきたところから辿って消えた地点まで、何度も何度も追跡するのを、幾度となく見てきました。 私が逃がさなかったとしても虫が自発的に逃げていくこともあり、それでも、やはり何度も追跡します。逃げたと思った虫がカーテンのヒダに隠れようものなら、じーっと睨みつけていたりします。
単独で狩りをする生き物だからなのでしょうか。その辺は、ちょっと調べて見たものの、よくわかりませんでした。 だいたいにおいて人間は、人間の生活に役に立つことについては真剣に研究しますが、それ以外のことについては放置に近いですので、犬の生態よりも猫の生態については、おそらく研究課題そのものが少ないのでしょう。 関係ないですが、研究者の大半は男性なのでバイアグラの使用については認可が早かったけれど、いまだ女性の生理痛についての研究は遅れていて、生理痛軽減のためのピルの処方もままならない、と薬学関係の仕事をしている友人が嘆いていましたっけ。その話を聞いたのは15年ぐらい前のことなので、今は少しは改善されているのでしょうか?
そんなこんな。
そういえば、ここしばらくご飯のことをあまり書いていなかったので。
今日の朝ご飯は、ほっけのアイリオ(にんにく)・オーリオ風味with焼きナス、じゃかいもとたまねぎの味噌汁、キャベツとレタスとキュウリとミニトマトのサラダwithヨーグルトとチーズとドレッシング。 昼はハンバーガー、豚肉のソテーとチーズのサンドイッチ、シナモンシュガー・バタートースト 夜は食べて帰ってきたそうで、「ご飯は?」「食べた」「コロッケあるよ」「食う」「ソーセージあるよ」「食う」 食うんですね、結局。まあ、それでも体脂肪率は私よりはるかに低いんで、仕方ないか。
2013年04月03日(水)
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