会期2日目 〜微笑みすぎて、口元痛い。 2001年07月10日(火)
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2日目の感想。寝不足もありとても疲れた。特に足。あと口元。
普段慣れないのに、しゃべりすぎ、笑いすぎ。
用意したプリント名刺、また今日刷らなきゃな。
昨晩、クライアントから「何回も電話しているのに連絡がとれない」電話が入って、緊急仕事。しまった、会場地下なのでPHS電波届かないんだよね。事前に連絡しなかった私が悪い。クレームなれしてきているのか、素直に重々謝る。
……と、言うことがあったにせよ、どうせ朝早くは誰も来ないだろうと11:30からなのに、3分遅刻。弛んでますな。そしたら居たよ!知り合いの国画のおばさんが。
ひゃー!電気もつけてもらっちゃった。ごめんなさい!
いろいろと突っ込んだ話をざっくばらんにしてもらう。ありがたや。
その後、保育園の同級生の美容師さんが来てくれる。絵が好きで高校時代美術部だったんだそうだ。絵とは無縁と思っていた人が、実はすごく絵を欲していたなんて、とちょっと感動した。彼女もまた家で描きだすかしら?
情けないけれど会期始まってから、月曜日の朝に慌てて昔の友人や知人にDM出した。恥ずかしいけれど、これを逃せばずっと縁は切れてしまうと思って。でも、自分から繋がっていこうとすれば、縁はまた繋がるのだ、と思う。今までの私は、「リバウンドのボールが取れないシューター」だったので。
いろいろ書くと長くなるので省略するけど、本当にありがたい事です。
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今日読んだ本。
昨日はシャルル・ブーロー「構図法」を読んでいた。難しくて頭イタクなりそう。お客さんにも笑われちゃった。
で、今日はもっと楽しい本がいいなぁ、と「ミクストメディア」の本を読んでいた。コラージュやモノプリント、パステル、ワックス、などなどの現代作家のマチエールと技法の本。写真がいっぱいあるのだが、綺麗だなぁ、と感動。
お隣の会場の方は、コラージュをするので、さっそくいろいろコラージュの事について分からないことを聞いたりした。肝っ玉母さん風で、竹を木で割ったような方だ。
夕方疲れてきて、メンタル面でも私が弱っているのを見抜き、「誰がなんといったって、自分が描きたい絵を描けばいいのよ!」「大きな絵を描けって私もよく言われるけれど、絵にはもっている大きさがある。無理してでかけりゃ良いってもんじゃないのよ!」と喝。あと、「タフに構えろ、というけれど、繊細だから絵描いてるに決まってるじゃない」と言って、クッキーくれた。美味かった。
人生でも絵でもベテランのそのおばさん、とても頼もしく美しいよ。絵も間近で見ると本当に綺麗で、抽象なのに、細やかで繊細。かっこいいおばさんがいると、未来が明るく見えてくるから不思議だ。
by HPY
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