末広町アート展 2001年07月29日(日)
----------
江東区末広通り商店街のアート展に出展する。
また相棒と一悶着。私が土日に用事があるたびに運転手させているので、さすがに申し訳なく&依存してるのに嫌気がさして、「電車で行く」、と宣言。相棒は荷物多くて大変だから、と言ってくれて、好意に甘えそうになるけれど、突然手のひら返したように、「あ、日曜なのに親父が仕事している、手伝わなきゃ」「中小企業だからね」と仕事に行ってしまった。日曜なのに。うーん。自営業者ってヤツは。
でも、アート展に油絵2枚持っていこうと思ったのに、チビおんぶすることも想定すると、さすがにツライ。急遽、デッサン額のイヌの小品に切り替える。ここまで私は今日出品するアート展がどんなものかということを知らなかった。
────
チビは大人しく、文句も言わずずっと協力的だったが、昨日の長時間歩きが堪えたようで会場に着く前に寝てしまう。予想通りだが重い。(^^;)会場についてもずっと寝ているので、だっこして椅子に座って何も手伝わずに、他の人の作業をただ見ていた。
────
クラフト展は2回目。正確には3回目だ。絵画である私がなぜクラフト展に出展するのだろう?右隣ではイラストレーターの方が似顔絵書きをしていた。左隣では飴細工の職人さんが、フラミンゴや文鳥、ゾウ、カンガルーなどを作っていた。1個100円。ピカチューが子供達に大人気で、列が途絶えることなく並んでいた。チンドン屋さんが寅さんのテーマを演奏しながらやってくる。風船屋さんで風船つりがはじまった。
これは商店街のお祭りだな、ということを、私はやっと理解した。
銀座の画廊とは違う。こんなお祭りにこんな絵画持ってきて、1枚数万円で売るのは間違いだな、と思った。ありがたいことに欲しいと言う方はいたのだが、思いっきり値切られて。祭りだしね。
で、申し訳ありませんがこれ以上値引きできません、と断ってしまった。
────
隣のブースの方は元グラフィックデザイナーで子供美術教室などをやっている女性。保育園児がいるということで、いろいろと話に花が咲いた。
絵はがきやTシャツの作り方、材料の仕入れ方を聞いたりして。
そうだ、今度クラフト展やフリーマーケットに出展するときは、絵はがきを作ろう!なんか前回(5月)もそう決意したような気がするが。忘れてる。
一般の人に絵を見て貰うのに、方法はたくさんあるだろう。タダではなく少額でもいいから意志を持って買って貰うには、絵はがきはいいな。
次回はそうしよう。似顔絵書きをやっていた方に後半、やりませんかと誘われた。
みんなモデルが来ると注文来なくても描いている。デッサンの勉強らしい。誰も来なくても仲間で描いている。
「やりたい!」と思ったけれど、とっさに反応することができずにタイミングを逸して放心していた。どうもチビがいると性格が変わるなぁ。ものおじしちゃうというか気持ちが保守的になるというか、目を離しちゃイケナイ、という気持ちがあるからかな。
────
帰りは陶芸の人に車で駅まで送っていってもらった。とても楽。駅前の公園でチビとジュースで乾杯した。チビも楽しかったとは言えないかもしれないが、一人で飴細工買えたし(初めて一人でのお買い物!)、紙細工で鷹を切って貰ってそれなりに満喫したよう。風船ももらったし。
でも、その公園はとても蚊が多く、見る見るチビの顔に黒いゴミのようなものがたかる。足や手はもちろん、目のふちと目の下、首、あご、と食われまくっていました。チビよ、蚊が来たら手で払ってくれ。ひどい顔だよ。(^^;
────
駅で相棒に連絡取ったら、駅近くのロイヤルホストで食事をしようということになって、駅〜ロイホ間またおんぶ。そんでお義母さんと4人で夕食。帰りは車。車は楽だねぇ。帰ると膝が痛くなってた。昨日今日と17kgの荷物おんぶして何km歩いただろう?
普段運動不足なのに、頑張りすぎ。
夜中、電話がかかってきて、気がついたら2時までしゃべっていた。眠いよもう。
by HPY
Diary INDEX
|
BACK
|
NEXT
|
制作日誌をメールで読む |
HOME GALLERY