いざ、美術館へ! 2001年07月28日(土)
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土曜日は美術館を観に行く日に決めた!
毎週毎週、「土曜日はチビと遊んで昼寝しました」なんて日記つけてちゃぁ、ダメだ!!!ということで、一念発起、土曜日は美術館を観に行く日にしました。
「云うは易し」なのですが、まずチビをどうするか問題があります。
でも、チビも大分大きくなってたくさん歩けるようになったし、本人に聞いてみたところ「ママと一緒に美術館見に行きたい!」と言うので(ホントか〜〜〜 ^△^;)連れていくことに。
他の対策もあることにはあるのですが、
・お義母さんに預ける → ひぃばぁちゃんが入院・介護中のため×
・東京・実家に預ける → これが一番いいんだけれど、あいにく母が土日留守がち。父、姉という手段もあるにはあるのだが。
・相棒に預ける → 土日に突然仕事をするのでアテにならない。
などなど。でもどれも謝り倒してお願いする必要があるので、もう気疲れするし、それなら連れていった方が気楽だろうということで、チビ助にも、絵画見せて情操教育(?)。
◆準備するもの
ネットで美術館情報を調べる。今回は「東京の美術館案内 ヴィーナス」で。
チビの着替えと抱っこヒモ(寝た時用)・・・重いなぁ。
まぁ、そんなこんなで土曜日朝、待ちかまえるようにいそいそと出発したのであります。
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まずは友人のグループ展を見に日本橋三越駅で下車。小さい画廊なのですぐ見終わる。
同じ日本橋だからと山種美術館へ行くことに。おっ、プリントアウトした地図忘れた!(T△T)ここからがママとチビの受難の始まり。画廊の人に聞いたら、「多分この辺」「歩いてすぐ」と言うのでてくてく歩いていった。途中の横断歩道で高架をくぐる時、あまりに美しいので写真を撮る。そうしたら信号が赤に変わり、道路の真ん中の中央分離帯に取り残されてしまった。
あ"ーーーーーーう"る"さ"い"ーーーーー!!!!
騒音に敏感なチビが参っているので、用意したポシェット型抱っこヒモでおんぶして歩く。大人一人だと近い距離でも、チビと一緒だとすごく長い。ましてや知らない土地だからなぁ。
不安になったのでコンビニに入る。地図を見たが、ここは人形町。山種美術館なんてないじゃん!う"、チビの突然のもよおし。コンビニでトイレを借りられて助かった。でも、どこにもない、どうして??
ここで相棒からのメール。山種美術館は茅場町駅そばという情報。山種は10年ほど前に行ったっきりだったから、忘れていたけれど一気に思い出す!駅のすぐ側だ!・・・と思ったけれど、人形町駅に着く前に緑のあるところで気分転換図ろうと、近くの公園(探して、来るのがまた大変だった)でうなぎおにぎりを食べる。
子供がいる。小学生、幼児・・・。千葉の子供となんか雰囲気が違うなぁ。頭良さそうと言うか、こまっしゃっくれているというか。子供と言うよりは大人顔。うーーーん。考えてしまう。
のんびりしに来たのに、公園の前で住居建設中。うるさいうるさい!東京は騒音だらけだ!とイヤ〜〜な気分に。こりゃ鬱になりそう!と思う。住んでいたときは感じなかったぜ。私が王様になったら、騒音罪は厳しくするぞ!なんて思ったりする。もうすぐ選挙。
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茅場町へ行って再びがーん。閉まってるじゃん、山種。慌てて相棒に教わった電話番号に電話したら「現在使われておりません・・・」
104で聞いたら山種証券はそのままですが美術館のみ移転してました。九段下。もう行く気になれん。この時点で2:30日本橋駅についてから3時間経過。その間歩きっぱなし。一体何しに来たんだろうーーーー!!
子連れの時は特に、事前のリサーチが重要だということを、改めて痛感。
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長くなったのではしょるけれど、せっかく出てきたのだから1つは見ないと気がすまない。104で電話で場所と時間をしっかり確認してから木場の現代美術館へ行きました。ここは広い広い公園があるんだよね。公園についたら力つきたんで、木陰にチビを寝かして自分も座ってくつろいだ。気分いい。
しばらくしたらチビが起きた。「あ!来たことない公園だ!」と一言、走り出した。おいおい。ばてていたんじゃなかったの?子供は自分の好きなことには力が出るねぇ。
相棒も来たので、改めてみんなで美術館へ。図書館や喫茶室に入り、結局常設は見ないで(時間切れ)、企画展トーキョーワンダーウォールを見た。無料だったし。
これが良かった!!若手作家のコンクールだと思うのだが、他の展覧会と違うのは、ジャンルが絵画に限っていないこと。絵画、写真、CG、イラスト、平面作品(オブジェ)等々、壁につり下げて展示できるものなら何でも可だったようで、私にとってはとても新鮮な展示会でした。
東京都は財政難で現代美術館もやばい、という噂を聞いたことがあるが、頑張って欲しい。トーキョーワンダーウォールのご挨拶にあった石原都知事の言葉はちと信じられない気もするが(^^;)、つぶさないでね。
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◆文中紹介サイト・リンク
「東京の美術館案内 ヴィーナス」
個人運営の美術館ガイド。地図や路線が分かり易い、沿線で調べられるなどで重宝しています。
ギャラリー2+
日本橋にある小さなギャラリー。DTPを勉強していたころのセンセと友人がグループ展を開きました。
山種美術館
現代日本画の美術館です。
東京都現代美術館
トーキョーワンダーウォール
公募内容:35歳以下の東京在住作家・都庁でも展示だそうです。
by HPY
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