絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


壮絶な。         2002年04月30日(火)

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祝日中に相棒と話していたら、昔の漫画の話になった。
最近、昔読んだ漫画を思い出して止まらない。

一番思ったのは「キャプテン」を描いたちばあきお。
不思議トーボくんも欲しかった。
立ち読みしてて涙がこぼれた。
中学生だったと思う。
買おう、買おうと思って、その時は手持ちがなかった。
多分今じゃ買えないだろうな。トーボくん。
(キャプテンは全巻買った)


中3の時、ご多分に漏れず受験で。
文学少女にはツライところ。
勉強の合間には、セリフがいっぱい。
項羽と劉邦、三国志、竜馬がゆく、燃えよ剣、そしてキャプテン。

三国志は超雲が「張飛ー!救え!救え!俺を助けろーー!」と言いながら、馬を走らせ逃げてくるところが好きだった。あと関羽さん。

竜馬は人殺しをしないところが好きだった。
だから新撰組はある意味憎かった。

で、キャプテンはテレビでも再放送やっていて、見ていた。
ツライ時も、あぁもうちょっと頑張ろうかなぁ、って思った。

そんな時だったなぁ。作者が死んじゃったの。しかも自死。
秋のはじまり。新聞で読んだ。

ショックなんてもんじゃなかった。2・3日ぼーーーっとしてたっけ。

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今日、図書館でわざわざ、「消えた漫画家」という本を読んだ。
なんで死んだのか。何故消えていくのか。
もう今は、なんとなく分かっていたんだけれど。

改めて。

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鴨川つばめのインタビューが面白かった。
20代前半でもう廃人寸前。机にどうしても向かうことができない。

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もう一つ、忘れていたツライ時代を思い出した。
それは美大受験の頃。孤独だった。ツラかったなぁ。
絵はうまくなったかもしれない。時間的にも一番やってたし。
でも、絵は嫌いだったな。あの頃。なんか。
描かされているのがイヤ。
馬車馬のような気持ちがイヤだった。

目的のためにばく進する事、初めて本当に味わった。
精神論も勝手にすり寄ってくる。

あの頃はノイローゼ気味で。

メガネも叩き割ったっけ。(^^;

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団体は嫌い。制服は嫌い。
みんな同じなのは吐き気がする。

メガネを割ったおかげで私はその日学校に行かずに済んだけれど、
おかげでずっと学校に行かずに済んだけれど。

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微熱もいつの間にか治ってしまった。

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130歳までは生きようと思っている。
そうするとあと100年も生きられるんだよね。

なんか楽しいことありそう。
のんびり生きたいんだけれど。

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◆参考リンク
恐怖の追跡〜あの人たちは今?〜

徘徊の記録
 ┗■読書履歴
   消えたマンガ家 ダウナー系の巻

by HPY


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