センセイとの関係 2003年03月05日(水)
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自分はセンセイとの関係がいつも下手で。
なんかこう、めちゃくちゃ気負っちゃうのね。
センセイの言うことは絶対で、絶対言うこと聞かなくちゃならないとか。
できないのはともかく、そうしたくない自分がいたとき、
センセはセンセ、自分は自分と割り切ることができなかった。
センセの期待に応える喜びはこのうえなく大きく膨らみ、
反面裏切る哀しみに打ちのめされたりして、とても冷静に描いてなんかいられなかった。
そんでまぁ、受験生の時に爆発・暴走して、もうセンセなんかいらない!
とつきあうのを辞めたわけ。
センセなんてその所属に行けば、必ず付属してくる。
自分たちが選べるわけでもなく、尊敬も何も、
センセたちは自分の絵を見せてくれなかったぁ。
それで今回見つけたアトリエ。
そこには自由で広いスペースがあり、一生懸命やっている人がいて。
モデルさんもいて。
わたしはそれだけで満足だったんだけれど、
センセイがいるのね。やっぱり。
で、学生時代のいやぁ〜〜な記憶がよみがえり、イヤだなぁ、と。
でも、今度のセンセはちょっと勝手が違くて、
まず作品を見せてくれました。(^▽^)
それで、わたしも過去作品をせっせせっせとプリントアウトして、
本日はセンセにお見せしたのであります。
なんか異常にへりくだってたような気もするけれど、
この辺のスタンスを守りつつ、絵で攻めて行く方がわたしには楽だろう。
ちょっと大人になったのであります。
作品の感想はね、センセが上から押さえつけるように言うのではなくて、
なんか普通にしゃべってた。
過不足なく正当な評価というか、うん、
一人だからさ、今。
過剰に自信を持ったり失ったり(失ったりの方が多いけれど)
自分がどの辺にいるのかよく分からなかったから。
あぁ、良かったさっさと見せて。何も気負うことなく自然に、
隠し事せずに自己紹介が終わる。
ここの人たちと新しい関係を築くことができそう。
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ということで、安心してアトリエ制作を満喫したのであります。
by HPY
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