後悔日誌
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2010年01月03日(日) 初期モデル


昭和初期モデルの父は正月=凧揚げ、のようだ。
スーパーで買出しに行くと、早速チビをつれて公園へ出掛けた。


子供受けのいいシンケンジャーのカイトは風に乗ってぐんぐん揚がる。
あっという間に糸を全部出して上空へ。

時々調子を取りながら泳ぎを楽しむように空を眺める。
都会でも透き通るような青空。
正月ならではの色だと思う。

そういえば自分も、親父に連れられて凧揚げをした覚えがある。
なんだか思い出すナァ…。


「よし、糸つなげ。一番凧にするぞ。」
凧は見る見るうちに小さくなっていって、誰よりも高く…と思った瞬間に失速した。

コントロールを失って、放物線を描くように遠くの藤の棚に不時着をする。
あまりの高さに回収することは出来なかったけど、チビにはいい経験ができたみたい。

東京電力のCMで、凧が電線に引っかかった絵が出てくるんだけど。
それを盛んに説明してくれたのが可笑しくて笑った。


昭和初期モデル。
やっぱり遊びの達人だな、って思った。



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