- 2011年04月20日(水) 灰汁
スーパーに山積みにされている”不思議なもの”を買った。 東京育ちの私には、想像できないものだけど、どうやら節句で食べるもののようだ。
灰汁巻き(あくまき)。 もち米を灰汁で炊いたもので、売られていたのはそれを笹の葉で包んだもの。 500mmのペッドボトルくらいの大きさで300円也。
早速船に帰って得意げに切ってみると、これがなかなか悪戦苦闘。 包丁があっという間にベタベタになる粘っこさ。 そしてそのお味は。
まずい・・・というか味がしない。
慌ててネットで食べ方を調べると、やはり砂糖やきな粉をかけるそうで。 とりあえず手近な砂糖で頂くことに。 気味悪がる後輩たちと、気を遣って試食する先輩。 微妙な空気が流れた。
なんだか節目で頂くって感じでは、沖縄の”ムーチー”にも似てるなと思う。 地方の特産に怖気ないトコ、見習ってほしいんだけどネ!
ちなみに後日、きな粉で頂きました。 これは絶品で、関東でいうとまさに”信玄餅”みたい。 黒蜜もかけたい、とか更なるアレンジを企てた今日この頃です。
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