朝日新聞が今朝の社説でW杯を取り上げている。
「W杯 確かに残るものがある」と題するその社説を読んでいて、
あまりにも愚劣な論調に、飲んでいたお茶を吹きこぼしそうになった。
以下、読者を小馬鹿にしたような「です・ます」調で書かれたその内容を抜粋する。
「…世界には日本とはずいぶん異なった文化があることに、あらためて気付かされます。
快進撃を続ける共催国・韓国の試合ぶりは、絶賛のほかありません。精神も肉体も実にタフです。」
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そりゃ確かにタフだ。まともな精神状態なら、
数々の不正疑惑に対する世界中の非難を浴びながら
狂気乱舞していられない。面の皮が、足の裏ぐらい厚いのだろう。
「一方で、ベスト8に進出したあと、韓国政府は選手の兵役免除を決めました。
これも日本との相違です。」
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いったい、何が言いたい?日本にはそもそも徴兵制がないのだ。
代りに消費税でも免税しろと言うのか?
日本との相違を言うなら、韓国ではヒディンク監督が韓国籍を取得するよう、
ありがたくもない押しつけ運動が行われているらしいが、
こんな夜郎自大なバカ気た「文化」は、日本にはあり得ない事を挙げて欲しい。
「世界を見渡すと、サッカーに関する限り米国は発展途上国なのです。
こんどのW杯の予選大会に参加した国・地域は195。ワールドシリーズと称して
米国一を競う野球などとは、ちょっと違います」
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言うに事欠いて、何もサッカーにかこつけてアメリカ批判をしなくてもよかろうが。
朝日はいちいち反米意識を剥き出しにしないと気が済まないのか?
それに、「野球などとは」とは、何たる言い草か。野球ファンを愚弄する気か。
「異なった文化」の理解を云々しながら、アメリカの野球文化は認めないらしい。
「よくW杯を戦争にたとえる人がいます。ボールを介した国と国との名誉をかけた戦い
だと。そうでしょうか。」
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朝日の脳内お花畑には、サッカーから戦争になった実例の知識はないらしい。
「W杯には、参加チームすべてが了解したルールがあります。
選手の数も決まっています。法外な軍事力や核を持ったチームはありません。
許されてもいません。」
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わかり切った幼稚なたとえで何が言いたいのか、わからない。
侮辱的な文句を連ねた横断幕で相手国チームを罵る事、
レーザーポインタでの相手選手への攻撃、そして審判の買収は
核兵器よりましだとでも?
「もう一つ残るのは、日韓の確かなきずなでしょう。
いまや日本中が韓国チームに声援を送っています。」
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結局、これが言いたかったわけだが、バカも休み休み言ってもらいたい。
日本が敗れた時、韓国のスタジアム中で大歓声に包まれたそうだ。
朝鮮日報東京支局の自画自賛、我田引水とは裏腹に、
残ったのは、韓国への不信だけではないのか?
いまや世界中が韓国に罵声を浴びせている。