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2002年06月23日(日) 【W杯】朝日の馬鹿げた今日の社説

朝日新聞が今朝の社説でW杯を取り上げている。
「W杯 確かに残るものがある」と題するその社説を読んでいて、
あまりにも愚劣な論調に、飲んでいたお茶を吹きこぼしそうになった。
以下、読者を小馬鹿にしたような「です・ます」調で書かれたその内容を抜粋する。

「…世界には日本とはずいぶん異なった文化があることに、あらためて気付かされます。
快進撃を続ける共催国・韓国の試合ぶりは、絶賛のほかありません。精神も肉体も実にタフです。」

そりゃ確かにタフだ。まともな精神状態なら、
数々の不正疑惑に対する世界中の非難を浴びながら
狂気乱舞していられない。面の皮が、足の裏ぐらい厚いのだろう。

「一方で、ベスト8に進出したあと、韓国政府は選手の兵役免除を決めました。
これも日本との相違です。」

いったい、何が言いたい?日本にはそもそも徴兵制がないのだ。
代りに消費税でも免税しろと言うのか?
日本との相違を言うなら、韓国ではヒディンク監督が韓国籍を取得するよう、
ありがたくもない押しつけ運動が行われているらしいが、
こんな夜郎自大なバカ気た「文化」は、日本にはあり得ない事を挙げて欲しい。

「世界を見渡すと、サッカーに関する限り米国は発展途上国なのです。
こんどのW杯の予選大会に参加した国・地域は195。ワールドシリーズと称して
米国一を競う野球などとは、ちょっと違います」

言うに事欠いて、何もサッカーにかこつけてアメリカ批判をしなくてもよかろうが。
朝日はいちいち反米意識を剥き出しにしないと気が済まないのか?
それに、「野球などとは」とは、何たる言い草か。野球ファンを愚弄する気か。
「異なった文化」の理解を云々しながら、アメリカの野球文化は認めないらしい。

「よくW杯を戦争にたとえる人がいます。ボールを介した国と国との名誉をかけた戦い
だと。そうでしょうか。」

朝日の脳内お花畑には、サッカーから戦争になった実例の知識はないらしい。

「W杯には、参加チームすべてが了解したルールがあります。
選手の数も決まっています。法外な軍事力や核を持ったチームはありません。
許されてもいません。」

わかり切った幼稚なたとえで何が言いたいのか、わからない。
侮辱的な文句を連ねた横断幕で相手国チームを罵る事、
レーザーポインタでの相手選手への攻撃、そして審判の買収は
核兵器よりましだとでも?

「もう一つ残るのは、日韓の確かなきずなでしょう。
いまや日本中が韓国チームに声援を送っています。」

結局、これが言いたかったわけだが、バカも休み休み言ってもらいたい。
日本が敗れた時、韓国のスタジアム中で大歓声に包まれたそうだ。
朝鮮日報東京支局の自画自賛、我田引水とは裏腹に、
残ったのは、韓国への不信だけではないのか?
いまや世界中が韓国に罵声を浴びせている。


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