朝日新聞が報道の経緯掲載 NHKの特番改編問題で
NHKの従軍慰安婦特集番組を自民党の安倍晋三議員らが政治介入して改編した
と称する問題で、火元の朝日新聞は、今日の朝刊で大々的な特集記事を掲載したらしい。
折角火を付けたのにイマイチ世論の反応が鈍いことに苛立ち、
更に煽りたてて火事を大きくしようという魂胆だろうが、
自分の尻に火が付いているのは他ならぬ朝日新聞である。
北朝鮮問題で地盤沈下、更に最近は頼みの中国への国民の反感意識もつのるなど、
朝日を取り巻く政治状況はますます悪化している。
そこで、劣勢を一発逆転、反転攻勢をかけるべく、タカ派ポープの安倍晋三を狙い撃ち
したわけである。
これが20年前なら朝日の大号令一下、類縁の左翼マスコミ、知識人、政治家、プロ市民らが
大騒ぎして大問題化し、朝日の目論み通りの結果が出たろう。
だが残念ながら、時は21世紀である。
左翼の影響力も、朝日自身の神通力もまるで失せているということにご当人たちが気
付いていない。
そもそも政治介入があったかないかという以前の問題として、当のNHKの特集のテーマ
「昭和天皇を戦犯として裁く」などという、オドロオドロしい話には今や殆ど誰も興味がない。
つまり、どうでもいいことに介入しようがしまいが、ますますどうでもいいことでしかないのである。
朝日は選択を誤った。
どうせデッチ上げるなら、自民党が「冬ソナ」に介入してヨン様出演場面をカットした
とでも言う話にしておけば大騒ぎになっていたものを、今更従軍慰安婦がどうのこうのと
ドマイナーなネタ振りしたことが失敗のもとである。
哀れなピエロというか、もはやいくら朝日が反日狂騒曲を吹き鳴らしても踊るバカはいない。
朝日が、追い詰められた左翼最後の悪あがきに見えてしまうのは私だけではあるまい。