民主・社民が首相答弁に反発、一時退席も 衆院代表質問
24日の衆議院本会議での代表質問中、岡田民主党代表への小泉首相の答弁を不満として、
民主・社民が退席する前代未聞の事態が発生した。
そうすることで、さも首相が不誠実・不真面目との印象付けようとする、姑息な戦術である。
バカバカしい限りだが・・・、
裏を返せばその程度しか攻め手がないという野党の情けなさの表れでもある。
特に民主党の場合、「政治とカネの問題」では自身でも選挙違反問題を抱えて歯切れが悪いし、
そして「年金問題」などでは党内でもごたごた、まとまらない「お家の事情」があるので、
折角の国会でも勇ましく政府を攻めたてるネタに乏しい。
なので、「NHK特集への政治介入問題」は格好の材料になるかと、さぞ期待していたことだろう。
だが、話は何やら、NHKと朝日の不毛な泥試合に推移してしまい、大した問題にならなかったので、
与党を締め上げる道具にはなり得なかった。
民主党は切歯扼腕して悔しがったに違いない。
にっちもさっちもいかなくなって、そこで窮余の末、思い付いた戦術がこの「本会議退席」だったわけだ。
でも空振り三振。
そもそも、こんなくだらないことで「職場放棄」するような議員は辞職した方がいい。
「首相に浜口を語る資格なし」 再答弁めぐり野党が批判
>「小泉首相に浜口雄幸(おさち)(元首相)を語る資格はない。
>浜口は暴漢に襲われ絶命したのではない。
>大手術をして国会に出てきて、命をかけて説明責任を果たした」
>
> 25日の衆院代表質問で民主党の野田佳彦「次の内閣」財務相は、
>小泉首相が施政方針演説で触れた浜口元首相の逸話を持ち出し、
>24日の岡田代表の再質問に対する首相の姿勢を批判した。
昭和政治史のトリビアやってるんじゃないんだから…
こんなくどくど言わないと「批判」もできない時点で、政治戦術として拙劣。
まだ昔の社会党の方がましだった。
ちなみに、小泉首相の祖父・小泉又次郎は、この浜口内閣の逓信大臣だったのである。
従って野田某ごときにいちいちに教えられなくても、
小泉首相の方が政治史の逸話にはよっぽど詳しいと思うよ。