旦~ 日々新 旦~
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2003年11月01日(土) |
炉開き & 口切のお茶会 |
「炉開き」「口切」のお茶会へ行っちきました。
本当は午前中に客として入る予定だったんだけど、 午前の希望者が多かったので、午後の部に移動。
で、午前中は水屋のお手伝いにまわりました。
と言っても、ねーさん達の指示に従ってお餅を 焼いたり(笑)お運びしたりと、簡単なことしか 出来ないんだけど(^^;
普通は「炉開き」をしてから「口切」の茶会を別の日に開くそうなんだけど 11月はとにかくお茶会が多いし(平日無理な私でも2回はある) 毎年ドッキングさせてしています。
炉 は、囲炉裏(いろり)の雰囲気に似てるかな。 風炉の時期(5〜10月)より寒くなり、火が恋しくなる11月から 4月まではお客様に火が近くなり、暖を感じていただきます。
普段お茶の時は電灯をつけないので、結構手元が見えなくなりそうな くらいまで暗いままです。 ヘタするとお点前してる人が、お茶の練り具合が見えない程(笑)
でもその暗い中、炉の中の炭は赤々と燃えていて、 まず神秘的な炭の火(?)にうっとりv (チロチロチロ・・・というなんともいえない燃え方。 これが好きでキャンプでもずーっと炭の火を見てても飽きないよ) それを見てる、みんなの目がまた綺麗なんだよね。
聴こえてくるのは湯の沸く音と、シャッシャッシャというお茶を練る音
まろやかな濃茶をいただいて、満足していると 今年は続き薄茶となりました。 そのお菓子として、「炉開き」でのお祝いのおぜんざい(小豆餅) をいただきました。
おいしぃ〜っっっ (>▽<;
甘すぎず、ドロドロすぎず、 「おかわりっ!」 と言いたくなるほど、おいしいv
その後薄茶を、私は阿南写しのお茶碗でいただきました。 先生が昔ある大寄せのお茶会で、数茶碗として作って それをみんなで分けたうちのひとつだったんだけど、 もう40年は経ってると聞いて、びっくり。
いやいやそれより、お濃茶いただいたお茶碗は 「御本三島」なんだけど、徳川さんの時代のもので 欠けたところが金で修復されていたりと、 とても時代を感じるものだったな・・。
先生は毎年このお茶会で「炉開き」と「口切」の説明をしてくれる んだけれど、私は3回目にしてやっと頭に入ってくるようになったよ(笑) 去年、おととしはところどころしか覚えてなかったもんな〜(苦笑)
「織部黒」と 「黒織部」 の違いもやっと分かった(^^; 同じだと思ってたからね・・・
昨日「知識が全然足りない」と書いたけど、よくよく考えてみると 「経験が」少ないから身体に入ってないんだね。
写真集とか好きで見ていても、やっぱり実際手にとったものとか 目の前で見れたものの方が印象に残って、覚えてるものね。 来年は徳川茶会とかも積極的に参加してみようかな。
いかんせん会費が高い(泣) 2〜3万は痛いよ それだけ貴重なお道具でいただけるってことはそうないけど、 まだ価値が分からなそうな自分にはもったいなくて(笑) ちょっと、お勉強(会費1000円位のから・・笑)して行かなくちゃね。
お茶会終わって、割烹着着てお片づけをして帰ってきたのは18:30。 どへ〜っ そのままばばばばと着物を脱いで、寝てしまった(笑)
ダーリンは仕事だったので、21:30頃帰ってきて一緒にキムチ鍋食べました。 鍋は切るだけだから楽ちんだぁ(^▽^ 冬は助かるわぁぁ(笑)
むんちゃ本、読み直したいんだけど眠くてフラフラでぃ。
ぐぅ
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