まあ、これは精神にちょっと異常があるのかもしれないけど、こういうことも僕には、ある。 強迫神経症のひじょうに軽いもの、なんだろうか?
「山手線の中から、もう3ヶ月も出てない、息苦しい、出ないと、出ないと」 と前、新宿にすんでいるときには思った。 そう思うと、もう出ざるを得ない。 そしてそのときは、自転車でかっとばして新宿の西口までいくと落ち着いた。 「出た、出れた。山手線という柵から、出れたんだ。」 と安心してしばらくは安定できた。
もう、今は池袋線の片田舎に住んでいるんで、そんなことはないと思っていたが、ところがあったのだ。 「ああ、もう2ヶ月も池袋とか、あっちらへん行ってないよ!息が詰まりそうだ。新しい電化製品がビックカメラに来てるだろ、いけてる音楽がウェーブで発売されただろ、新しい本がジュンク堂でドロップされてんだろ、でもチェックできない!生き地獄だ!!」 と思ってしまったのだ。 それで、学校が始まる1週間ぐらい前に定期買って、一路池袋へ。 行くだけで、いや電車で池袋に向かうだけで異常に落ち着いた。
読んでくれてる貴方には、まさかそんな経験ないでしょう。 でも、あるあるという声が聞きたい、それが支えになる、あったら聞かせていただけないものか、と切に願っています。
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