2002年01月13日(日) |
僕的にはテオドール依存症なのだが。 |
5年ぐらい前の本だけど、石丸元章さん(さんをつけるのが適当かどうかわからないが)の「スピード」を文庫本で読みました。
ヤクというヤクを使いまくって過剰なテンションで書きなぐった、ノンフィクションのジャパニーズアンダーグラウンド。最初は取材のためにヤクをやってたのが、かっちりとハマっていき、そこから生まれるライフを描いています。 「覚せい剤の吸い込むときのあの表現できない素敵なにおい」だとか「今を楽しく、明日はいらないほど今が楽しくなりゃいいじゃん」とか、確かにそりゃイイねというプラス面もけっこうたくさん書いてあります。
でも、最後の方で書いてあるけど、使い始めてから2年後には、フラッシュバックに苦しみ、結局ヤクから手を引かなければ人格が崩壊してしまう危機に陥り、「覚せい剤をこの世から根絶しろ」と主張するまでになります。そして、筆者はまだリハビリの日々のことは書けないらしいです。
いやでも、日本の言論の自由はここまできわまったんですね! びっくりもしました。
危険な香りのする本がここのホームページにつまっていましたんで、紹介させていただきます。 うん、このサイトって良くできてますね。 http://blackbox.macintosh.to/CN/CN2.HTM
完全自殺マニュアル、ビニールで包まれてて、たち読みできないよ。自殺なんてしたいと思ったこともないんだけどさ。死ぬのって単に怖いし。 人格改造マニュアルの方は立ち読みで読んだけど。読んだときは、使ってみたいと思わんでもなかったけど、今じゃどーでもいい。
だって、人間関係の悩みなんて今は何もないし。嫌いなタイプとの人間関係自体、ほとんど存在してないから。性格合う人とだけ関わってると、ここまで人間は絶好調になるのかと、思ってしまう。
まだ、つづけよか?もう、誰も見てないでしょ。
enpituの中に[苦悩/心]ってジャンルがありますね。けっこう繁盛してるみたいなんですが、こういうのを見てると「ああジャパニーズ、我が同胞よ。」と思ってしまいます。 どこかの新聞企画で日本とアメリカの今悩んでいることというアンケートがありまして、僕はまだその結果が心に残っています。 アメリカ人の悩みのトップは家計。しかもそれがダントツでほかは低かった。 お前ら、悩むのはカネだけかよ、まいりましたよ。 でも日本人の悩みは仕事に健康に家計についでにこの国の将来まで、けっこうな割合で悩んでいました。 日本人の国民性として鬱的であることが証明されたわけだけど、僕も劣等感強い方で落ち込みやすいから、なんかうれしかったりします。 分かち合える人は、僕の周りにいっぱいいるって。
そろそろ、終わりましょうか?
さようなら。
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