日常喜劇

2001年07月23日(月) 強烈な寓意


もう忘れられてるだろうけど、春の宴シメ小説2本
「桜宴」「桜屍」の強烈な寓意、つまり何が言いたかったかって
こと、誰も聞いてくんなかったから(ちょっと泣)勝手に
こっそりトロします。
まず、どうしてアレを書こうかと思ったかというと、私は
官能的な出会いは夢の中だったんじゃないかと
常々疑っていた
からです。
13才の子供が、あんな大きな家から人が殺人してる場所(汗)
まで夜中に出て行くのがまず不自然だと思いません?
寝付けないからってどこまで出てったんだ密?みたいな。
で、きっとドクターに引き寄せられるようにあそこまで
行った
のは間違いないから、だったら夢でいーじゃん、と
いうことになったのです。
それにドクターの性格からして、「ずっと君を見ていたよ」
額面通り密が寝込んでる座敷牢に不法侵入するのでは
いかにもかっちょ悪いし、そこまで密に対して情熱なさそうだし、
でも夢だったら見たい時に見られそうでしかも勝手に密の体調とか
受信(?)できそうだからおかしくないかな、と思ったの。
そしてもう一つ、これは単なる願望だけど、
一連の官能的な出会いが夢だったら

密ってば今でも純潔守ってて、ユニコーンも呼び出せるくらいピュアなのよ!
(注:ユニコーンは処女にしかなつきません)


…てことです。

そして実はもう一つ。
昔から、「一生に一度は使ってみたい単語」というものが
あって、それの一つに「破爪」(おいおい)があって、
このたび「桜屍」でめでたく使えたので、それだけで
もう個人的には大満足でした。
…まぁ、オトコノコに使うことになるとは夢にも
思ってなかったから、人生先は分からないことだらけですね。

…てことで、せっかく
しっとりと暗い邑密小説書いといてなんだけど
まぁ、私が書くモノの中身なんてこんなもんです。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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