日常喜劇

2002年05月16日(木) 完全自殺マニュアル


と、いう本が一時期はやった。
残念ながら私は読んでないのだが、機会があったら見てみたい。
話題をそこに持ってくまでにちょっとマエセツがあるのだが、
今日、いきなり社内の先輩(男)に
「牛良さんてちっちゃい頃、病弱だったでしょ?
で、入退院を繰り返して本が友達になっちゃったタイプじゃない?」
とか言われた。
失礼な奴だ。
会社にイマイチ溶け込めなくて休憩時間に本を読んでて何が悪い!
どうせ社内じゃ控えめで大人しくてちょっとヘンくらいに
思われてるよわたしゃ!(><)
まぁでもそれはイイとして、よくよく考えてみれば
確かに私は小学生の時、ちょっと病弱だった。
しょっちゅう風邪ひいて休んでたし入院もした。
まぁそれもいいや。
そんなこと忘れてて、少し間が経ってから
「そういや私、病弱だったなぁ」と思い出してその先輩に
「私、やっぱり病弱でしたよ昔」とわざわざ言いに行ったら、
我が意を得たとばかりに「あぁやっぱり。サナトリウムで
か弱い咳しながらサナトリウム小説読んでたんでしょ?

と言ってきた。なんか設定がいつも時代がかってるよなこの人。
てゆーか
…誰がそんな病弱だと言ったバカモノ。
まぁそれほど腹が立ったわけでもなく(つーか笑った)、
「サナトリウム小説ってなんですか?十五少年漂流記とか
トム・ソーヤとか元気闊達系ですか?」と聞くと
「いや、死に関する話かな。そういう話を読むことで、
死と向き合うことができるんだよ」とのお答え。
ほー、闘病生活日記とか死の受とめ方とか死を扱った純文学とか?と
勝手に納得してたら、横にいた別の先輩(女)が
「そういや昔"完全自殺マニュアル"ってありましたよね」と
真顔で言った。
「それ違う」
とハモってしまう私と先輩(男)。
しかしそれから先輩(女)と完全自殺マニュアルの話で盛り上がって
しまい、本を読んだことがあるらしい先輩(女)は
「実際、あんなやり方じゃ死ねないよ。
無理して死のうと努力する本だよあれは」と力説。
あはははは、なんですかその努力ってーー!(爆笑)
人間、本気で死にたかったら確実な方法なんて本に頼らなくても
知っててちゃんと死にますよ〜。(←笑うな自分)
さらに追い討ち発言。
「あれはちょっと死んでみたい人向けのお試し本じゃないかな?」
そんな奴いるかい!
ツッコんでから大爆笑。
いちいち発言が面白いです先輩方。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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