昨日は友人宅に泊まりまして昼頃帰路についたのですが、電車の中で経営組織という本…要するに学校の教科書を読んでいたところ、そのなかに興味深い話が書いてありました。
説明できないけど行うことは可能であるものごとを暗黙知と言い、他人と共有でき、文章や言葉で説明ができるものごとを形式知と言い、組織とは知識創造の場でありそれら暗黙知を駆使し、しだいに形式知に変えたり、経験をつませ暗黙知を他人にまた受け継がせるための場である、という理論。 この暗黙知と形式知というものが経営学の用語なのかどうかわかりませんが、以前にも何度か聞いた覚えがある話なのでこの本だけの用語というわけではなさそうです。
で、私が常にやりたいと思っていながら説明できなかった「私のやりたい事」の様なものは、どうやら「暗黙知を言葉で形式知にして、もしくは暗黙知のままでもそれらのケースを文章として他人に伝えること」と説明できるみたいなのです。
これが説明できるという事は、基本的にたいした事ではありませんが私にとってはたいした事だったりします。 小説もどきを書いたりエッセイっぽいものを書いたりはたまたこんな日記を書いたりしているのは、全てこの説明に原点が含まれます。絵も半分くらいはそんな感じですし。
いや、原点が説明できる日が来るとは思いませんでした。今日はこの発見があっただけでなんとなく幸せになれました。
バイトが無かったらもう少し幸せだったかもしれません。
|