ヨシナシゴト

2001年07月12日(木) 依存の線引き

 最近、小説を書くという事に関して非常に気になっている点があります。なんといいますか、どこまで読者の「読み取る能力」に依存していいのか、という点です。
 私は難解な文章が大好きでして自然と書くもの書くもの妙な捻りが加えられてしまう様なのですが、やっぱり読み取ってもらえなかったりするのは作者のせいでして、どうにか不自然にならないように説明を入れてわかってもらわなければならないと思うのです。しかし、人間の能力には個人差がありまして三歳児にわかるような文章を二十歳の人間に見せると逆に不自然になってしまうと思います。そうでない場合も往々にしてありますが。

 ありがたいことに私如きの友人をやってくださっていらっしゃる方々はどうやら客観的に見ても読解力が極めて高い方ばかりの様で、今までこういう事をあまり疑問に思わずにいたのですが、どうやら、普通の場においては大問題らしいのです。最近こんな事ばかり考えてます。要するに暇人です。

 ってそんな偉そうな事言う前に最低限読めるもん書ける様になれよな自分。


 物を作るってのは難しいですね。


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